岩肌に囲まれた細い坑道の内部から外を見た様子で、地面には落ち葉や小石が散らばり、奥の出口が白く強い光で照らされている十枚山産金跡の写真

 坑口2の内部からの写真です。坑口付近の土砂の堆積もあるものの、全体としてもやや斜めに下るような坑道で、5.7メートルほど入ったところで左に直角に曲がり、その先2.3メートルほどで行き止まりの、非常に短い坑道です。この屈曲部から内壁に無数の「ひ」(石英脈=金鉱脈)が現れます。内部に石英脈があることを見越して坑道をひらいたもののようです。 【2005年4月28日撮影】