大小の石を積み上げて作られた石垣の間に細い水路のような溝があり、わずかに雪が残っている悪水の堰の写真

 掘り跡からの排水路として築かれたらしい石組みの残る水路跡(石組は最近積み直したものかも知れませんが…)で、「入谷古今集」に「悪水の堰」と記されているものです。途中、沢の上縁を走り抜けており、その沢にも掘り跡が見られることから、水流調整のための分水路かもしれません。最後は重海壇の脇を抜けて葦原用水と合流します。 【2006年2月28日撮影】