
砂金交じりの土砂から「揺り椀」や「揺り盆」を使って砂金を選り分けるための石組の水溜め跡で、内側は粘土で固めてあったものと思われます。「やな場」あるいは「金洗い池」などと呼ばれます。写真の例では流し掘り跡の最末端部、水戸辺川本流に再合流する付近に設けられており、取りこぼした砂金を最後に回収するためのものと思われます。 【2005年4月6日撮影】
更新日:2025年12月01日

砂金交じりの土砂から「揺り椀」や「揺り盆」を使って砂金を選り分けるための石組の水溜め跡で、内側は粘土で固めてあったものと思われます。「やな場」あるいは「金洗い池」などと呼ばれます。写真の例では流し掘り跡の最末端部、水戸辺川本流に再合流する付近に設けられており、取りこぼした砂金を最後に回収するためのものと思われます。 【2005年4月6日撮影】