木々がまばらに生える林の斜面に苔むした石の列が見える砂金流し掘り跡を高い位置から写した写真

 前の写真と同じ場所の河岸段丘面の一部です。流し掘りの際に邪魔になる土中の石を除けて積み重ねたらしき巨大な石塚状の凸地が見られます。これらの石はほとんどが単なる川石で、鉱石を採取した残りのいわゆる「ずり」ではないことから、岩手県気仙地方の産金遺跡を調査されている平山憲治氏により「廃石」という呼び方が提唱されています。 【2005年4月14日撮影】