朽ちた漁具や漁網が散乱した斜面の奥に、赤い小さな祠と日本家屋が建ち並んでいる風景を捉えた写真

 戸倉津の宮に残る円形石組の塚です、後世に積み直されているらしく、また基部が埋もれているため全容はわかりませんが、露出部分の直径約4メートル、高さ2メートルほどで、3段に組まれています。その名のとおり羽衣伝説が伝えられており、沖に浮かぶ竹島、椿島と関わる信仰の場であったようです。「津の宮」の地名もそこから来ているものと思われます。 【2004年04月23日撮影】