千本桂の木の根元に挟まれるようにして古い石碑が立っている、払川千本桂の板碑の写真

 町の天然記念物、払川の千本桂の根元にある板碑です。梵字のみで年号は見えませんが、伊里前の西光寺が払川にあったとされる室町時代のものと考えられます。建てられた当初はそんなことはなかったのでしょうが、現在では写真のとおり千本桂の樹肌に包まれかけています。もう百年もしたら完全に取り込まれて板碑が見えなくなってしまうかもしれません。
【2006年5月26日撮影】