黄葉したイチョウと紅葉した木が並び、背後に濃緑の杉林が広がる中、木柵に囲まれた道が続く山谷寺跡の写真

 入谷桵葉沢にある普門院の古い寺域で、現在は「山谷大家」と呼ばれる旧家の屋敷地になっています。普門院はこの地で五世続いた後、火災にあって現在地に移ったと伝えられており、藩政初期頃の移転と考えられています。付近一帯は産金地で、中世の板碑や館跡も存在し、当初はそれらと関連する寺院ではなかったかと思われます。【2005年11月16日撮影】