
歌津館浜から南に延びる岬は、葛西家重臣である馬籠四郎兵衛の館跡ですが、その突端西側がウタツギョリュウ化石の産地です。今から二億四千二百万年前の中生代三畳紀前期のもので、これまでに発見された最古の魚竜化石として世界的に注目されています。化石が含まれるのは「大沢層」と呼ばれる地層で、これまで十数体分が発掘されていますが、地層は南北に連続しており、岩盤を削るような工事の際には細心の注意が必要です。
更新日:2025年12月01日

歌津館浜から南に延びる岬は、葛西家重臣である馬籠四郎兵衛の館跡ですが、その突端西側がウタツギョリュウ化石の産地です。今から二億四千二百万年前の中生代三畳紀前期のもので、これまでに発見された最古の魚竜化石として世界的に注目されています。化石が含まれるのは「大沢層」と呼ばれる地層で、これまで十数体分が発掘されていますが、地層は南北に連続しており、岩盤を削るような工事の際には細心の注意が必要です。