岩場の海岸越しに木々に覆われた椿島暖地性植物群落の写真

 志津川湾内に浮かぶ東西400メートル、南北200メートルほどの島です。ほぼ全島がタブノキの原生林で覆われており、その様子から別名「青島」とも呼ばれます。これほどの規模のタブノキ林はこれより北にはなく、モチノキやアスカイノデなど、志津川湾を分布の北限とする植物も数多く見られることから、島の植物群落全体がひとまとまりの文化財として保護されています。なお、島に入るには手続きが要りますので、事前に教育委員会にご相談ください。