白色の標柱のそばに乾いた草地が広がっている長者屋敷遺跡の写真

 伊里前から館浜に通じる旧道近くにある縄文時代中期から後期にかけての遺跡で、土器の破片や石器がたくさん出土することから、地元では昔から「長者屋敷」と呼ばれてきました。規模が大きく、出土品も多種多様で、かなり長い期間に渡って集落が営まれていたようです。また、遺跡の中央には小石に囲まれた石柱が一本たっており、いわゆるストーンサークル(環状列石)と考えられています。