頭に紅白のねじり鉢巻きを巻いたカラフルなTシャツを着たチームが、笑顔で楽しそうに踊りながら道路を練り歩いている写真

お祭りシーズンに突入しました。
町内では歌津復興夏まつりや盆踊り大会等、踊れるイベントがスタンバイ中。
中でも注目なのがトコヤッサイコンテストです。

頭に紅白のねじり鉢巻きを巻いたカラフルなTシャツを着たチームが、笑顔で楽しそうに踊りながら道路を練り歩いている写真

(2014年7月 トコヤッサイコンテスト)

トコヤッサイとは…今の町が合併される前、旧・志津川町で生まれた踊りです。
戸倉地区の伝統芸能・戸倉浜甚句をテンポよくアレンジしたもので十数年前からコンテストも開催されていました。
コンテストには多い年で1,000人以上が出場。
元気な踊りと色とりどりの衣装が夏の名物となっていたそうです。

運動部のユニフォーム姿の学生たちが整然と行進し、大きな青白の旗を掲げている写真

(2014年7月 トコヤッサイコンテスト)

ピンクのポンポンを両手に持ち、お揃いの赤と緑の光沢のある衣装を着た人たちが踊っている写真

震災後、しばらく中断されていたトコヤッサイコンテストですが2013年夏に高校生団体まずもってにより再スタートしました。

様々な衣装を着た人たちが笑顔で賞状を掲げ、歓喜のポーズを取って集合写真を撮っている写真

(2013年7月 トコヤッサイコンテスト)

出場チームも復活1回目は2チーム、2回目の2014年には6チームと増え今年は8チーム(予定)がエントリーしています。
志津川中学校・志津川高校も出場を表明しており今年の総出場者数は300名を超える見込みです。

ここ3年で最大規模となるコンテストを前に準備も着々と進んでいます。
7月13日には代表者会議が開催され、会場レイアウトや参加注意点等の示し合わせが行われました。

木の内装の部屋でホワイトボードの前に立つ男性の話を、コの字型に設置された長机を囲んだ参加者が資料を見ながら聞いている写真

会議後、昨年優勝チーム 黒龍会の代表にお話を伺うことができました。

「うちは大人・子ども交えた17名のチームです。
 コンテストには第一回から出場しています。
 コンテストもさることながら、毎年福祉施設での慰問公演が恒例になっていまして今年も慈恵園などで踊らせてもらう予定です。
 町中の人にお祭りとトコヤッサイを楽しんでほしい、そんな思いで踊り続けています。」

黒い衣装に金色の帯をつけた小さな子どもたちが、手に鳴子を持って元気に踊っている写真

(2014年7月 トコヤッサイコンテスト)

その他のチームも思いは様々。

「思い出の踊りを次世代に伝えたい!」
「仲良くなったボランティアさんたちと一緒に踊りたい!」

気持ちも衣装も振り付けも、様々な人を包み込んでくれるのがトコヤッサイの懐の深さです。

“モアイ像様 弁天様も ポンと飛び入り夏祭り”(トコヤッサイ歌詞より)
とのことで飛び入りも大歓迎。
facebookページでは振り付けのお手本動画も公開中。

7月25日、夏の海辺で踊り狂いましょう!
(熱中症には気をつけて!)

男性のチームが一列に並び、左足を高く上げ、両手を左側に上げてがら踊りのパフォーマンスをしている写真

(2014年7月 トコヤッサイコンテスト)

南三陸トコヤッサイコンテスト2015

  • 7月25日(土曜日) 14時30分~
  • 志津川仮設魚市場周辺 志津川湾夏祭り福興市会場内
  • お問い合わせ:トコヤッサイ実行委員会事務局(南三陸町復興推進ネットワーク内)
  • 電話:0226-25-9350
  • facebookページは下記リンクをご覧ください

(日比谷)

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