木々を背景に、赤い鳥居が立っている写真

歌津泊崎の尾崎神社は海の神、航海の神として祭られています。
リアス式海岸を誇る南三陸町歌津の景勝地の1つでもあります。
1月の下旬、天気の良い日に訪れてみました。

2つの石灯籠の間に石畳の通路があり、その奥に、木々を背景に朱色の社殿が建っている写真
木々を背景に朱色の鐘楼が建っている写真

真っ赤な鳥居の少し先には社殿と鐘楼がありました。
岬の突端のほうに歩くと、どこへカメラを向けても素敵な景色が現れます。

高台の柵の中から、松の木々越しに海が見える写真
白い波が立ち、水面が煌めく海を高台から撮影した写真

尾崎神社について案内をしてくださるのが、ニュー泊崎荘の取締役 佐藤洋子さんです。
「生まれ育った時から見てきたので当たり前と思っていたのですが、ここ、尾崎は朝、海から日の出を見て、夕方、夕日が山に沈むところを同じ場所で見ることができるんです!」
洋子さんはそう話します。
次の写真が今年の初日の出の様子。

水平線から昇ったばかりの太陽が、薄暗い空を赤く照らしている風景を松の木越しに撮影した写真
水平線の少し上に昇った太陽の光が水面や空に明るく反射している風景を松の木越しに撮影した写真

いろんな人にこの素晴らしい景色を味わってもらいたいですね!!
さらにこう話します。「ここで朝日を見て浜に降りて行き、そこで朝市が行われていたらいいでしょうね。」

奥に山が見える海岸にたくさんの小舟が浮かんでいる写真

また、松林を歩きながら森林浴をするのもお勧めだといいます。
トンビやタカ、キジにも出会うことがあるということです。
今、洋子さんはかさ上げ工事で、この海岸線がどのように変わるのか危惧しています。

道路沿いの砂浜に波が打ち寄せている写真

長須賀海岸もかさ上げ工事をしています。(長須賀海岸から泊崎を望む)

波が岩に打ち寄せる海岸の水面を、雲間から差す光が照らしている様子の写真
応接椅子に座った佐藤洋子さんが、笑顔で会話をしている様子の写真

洋子さんはこうも話します。「岬の反対側は通称“碁石海岸”といいます。地元では“鵜島の海岸とも言うんです。碁石のようなつるつるした石で石投げをしたりして遊べます。こちらの海岸だけは残しておきたいです。」
町の観光スポット、まだまだあると実感しました。
(注意)現在“碁石海岸”につながる道は残念ながら、がけ崩れで使用できないということです。
 (西城)

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