
夏といえば…夏祭り、七夕飾り、プールや海、スイカ割りなど楽しいことが目白押しですね。
でも子どもの頃は夏休みに宿題があり、工作や絵日記、ドリルや読書感想文などを頑張った記憶があります。
8月初旬、志津川地区沼田にある図書館のコアラ館にお邪魔してきました。
(以前コアラ館をご紹介した記事はこちら)
今回は夏休みの宿題の読書感想分がまだ終わっていないお子さんや、これから本を読もうと思っている方にオススメの図書をご紹介したいと思います。
図書室に入ると真っ先に目にしたのは“課題図書”でした。



課題図書とは青少年読書感想文コンクールの対象図書のうち、課題読書の対象となる本で小・中・高の夏の宿題教材として利用されているものです。
本棚には小学校低学年から高校生までの課題図書が並びます。
コアラ館の職員さんにお伺いしました。
「読書が苦手な子がいますが、選ぶときに何の本がいいか聞かれたときは “なんでもいいので興味を持ったものから選びましょう。”とお伝えしています。
例えばスポーツが好きだったならそこから読み始めてもらい、だんだんと読書になれてきたらレパートリーを増やし課題図書に挑戦してほしいと思います。」
対象学年ではなくてもその枠にはまらず、大人の方もぜひ読んでほしいとおっしゃっていました。
この夏入荷したばかりのオススメの本をご紹介してもらいました。
「日本の歴史」の本です。


学習まんがになっており中の登場人物が美男でした。
日本史が苦手な人でも読みやすそう!!
こちらは小さい子向けの本コーナー。

遊びながらも読書を楽しめるスペースがありました。
「読み聞かせは小さいうちからが理想ですね。」とよく聞きます。
小さい子にオススメなのが「トラネコとクロネコ」。



この本もこの夏入荷したばかりだそうです。
本が大きくて一目で分かりやすい絵に惹きつけられます。
ライバルの猫二匹が、最後はお互いに助け合うというような、ほっこりしたストーリー。
本は心の財産として子どもの心の成長にも繋がります。
ぜひ活用してほしい本のご紹介。



“調べる本コーナー”にある本は、とっても実用的で参考になります。
図や写真付きで子どもにも分かりやすく説明してあり、大人でも活用できる実践本。
「こんな生態知らなかったー。」や「大人でも知らない細かい情報だわ。」などためになる情報が解説されていましたよ。

特に小中学生の親御さんには読書をしてほしいと語る職員さん。
「親が本の内容を子どもに伝え、子どもが本に興味を持って読み始め、家庭内での読書の話題もコミュニケーションになったら嬉しいですね。
更に言えば道徳的な内容の本もぜひ読んでほしいです。」
この夏、コアラ館で涼みながら大人も子どもも読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
コアラ館(南三陸町オーストラリア友好学習館)
- 利用時間 9時~17時
- 年末年始のみ休館
- 南三陸町志津川字沼田56番地 ベイサイドアリーナ隣
- 電話 0226-46-2670
(菅原)
