若い男女が模造紙に書かれた発表資料を手に持ち、内容を説明している室内のプレゼンテーション風景の写真

ポータルセンターで開かれた『地域活性コミュニケーション塾』第2回、「共感を呼ぶプロジェクトのつくりかた」。
(昨日の記事はこちら)

約2時間の企画検討の後、班ごとにプレゼンテーションタイムが始まりました。

若い男女が模造紙に書かれた発表資料を手に持ち、内容を説明している室内のプレゼンテーション風景の写真
5人の男女が椅子に座ったり立ったりしながら笑っている、リラックスした雰囲気の中で楽しんでいる様子の写真

「女性から『作業着が好き』という声がありまして。
コミュニケーションの場『作業着カフェ』を提案します。
作業着男子と会えるうえに作業もできて一石二鳥です。」

「3日間で南三陸人になれるキャンプ。
自然体験×震災×地域力の知識を地元美少女がガイドします。
美少女の年齢制限はありません。」

5人のグループが前に出て模造紙を掲げながら発表し、他の参加者が座って話を聞いているプレゼンテーションの写真
テーブルを囲んで数人が座り、笑顔で話しながら意見交換をしているワークショップ中の写真

奔放なプレゼンの数々に、会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。

木の内装の会場で複数の人がテーブルを囲み、発表を見ながら拍手や笑顔を見せている様子の写真

「支援者や協力者、資金を集めるには『共感』が必要です。
笑いの力は大きいです。」
そう話すのは、一般社団法人地域活性コミュニケーション塾代表理事 鈴木淳さんです。

木造の室内で缶バッジを沢山つけた青色のシャツを着た男性が、真剣な表情で手を組みながら話をしている様子をアップで撮影した写真

鈴木さんをはじめ、スタッフ・講師に名を連ねるのはいずれも広告の世界で一代を築いた方々です。
こういった勉強会を南三陸町で、それも無料で開催する理由を伺ってみました。

「僕らはソフト面を提供するプロです。
震災当初にはそのスキルを支援に活かす術がなく、以来ずっと時期を窺っていました。

復旧復興工事や高台移転住宅等、ハード面ばかりの数年の後は必ずソフト面の展開が必要になってきます。
地域の未来のために今から準備しておく必要があるんです。」

背景の木の壁の前で、模造紙を持った笑顔の参加者が横2列に並んでいる集合写真

地域活性コミュニケーション塾はこの後11月まで、全6回を予定。
「たくさん参加すればより深く理解できます!そう設計してるので!」(鈴木さん)とのこと。

次回8月24日のテーマは写真家 日下慶太先生による「アホのチカラが町を救う」だそうです。
気になる…。

地域活性コミュニケーション塾 fbページ

(日比谷)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ