
ポータルセンターで開かれた『地域活性コミュニケーション塾』第2回、「共感を呼ぶプロジェクトのつくりかた」。
(昨日の記事はこちら)
約2時間の企画検討の後、班ごとにプレゼンテーションタイムが始まりました。


「女性から『作業着が好き』という声がありまして。
コミュニケーションの場『作業着カフェ』を提案します。
作業着男子と会えるうえに作業もできて一石二鳥です。」
「3日間で南三陸人になれるキャンプ。
自然体験×震災×地域力の知識を地元美少女がガイドします。
美少女の年齢制限はありません。」


奔放なプレゼンの数々に、会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。

「支援者や協力者、資金を集めるには『共感』が必要です。
笑いの力は大きいです。」
そう話すのは、一般社団法人地域活性コミュニケーション塾代表理事 鈴木淳さんです。

鈴木さんをはじめ、スタッフ・講師に名を連ねるのはいずれも広告の世界で一代を築いた方々です。
こういった勉強会を南三陸町で、それも無料で開催する理由を伺ってみました。
「僕らはソフト面を提供するプロです。
震災当初にはそのスキルを支援に活かす術がなく、以来ずっと時期を窺っていました。
復旧復興工事や高台移転住宅等、ハード面ばかりの数年の後は必ずソフト面の展開が必要になってきます。
地域の未来のために今から準備しておく必要があるんです。」

地域活性コミュニケーション塾はこの後11月まで、全6回を予定。
「たくさん参加すればより深く理解できます!そう設計してるので!」(鈴木さん)とのこと。
次回8月24日のテーマは写真家 日下慶太先生による「アホのチカラが町を救う」だそうです。
気になる…。
地域活性コミュニケーション塾 fbページ
(日比谷)
