
7月半ば、晴天のある日。
志津川地区廻館の広場で十数人がグラウンドゴルフに興じていました。

「住民の健康つくりと集いの場」として南三陸町震災復興計画推進会議へ提言されていた、グラウンドゴルフ場。
それを受け今年5月に設置されたのがこちらの『グラウンドゴルフ練習場 兼 健康広場』です。
旧JR志津川駅近く、元は田んぼだった場所だそうです。
整備には近隣行政区や復興工事業者等の協力を得ることができました。
土地の一角、備品一つに至るまで思い入れが詰まっています。

現在は地域住民の遊び場・交流の場として活用中。
特にグラウンドゴルフの練習はほぼ毎日行われているとのこと。
造成現場を背景に、快音と歓声が響きます。

「撮影?却下!
参加していきなさい!」
なりゆきで1ラウンド参戦した結果…。



グループ内1位の男性 21打
グループ内平均 26~27打
筆者 30打
惨敗です
「俺は大会にも出でっから。」
「私は今日初めてだよ。普段の運動?
志津川から入谷まで(3.5キロメートル+結構な起伏)歩くぐらいかなあ。」
基礎体力からして違うんですね…。
休憩しつつ、GG(グラウンドゴルフ)談議に花が咲きます。

町内では震災前から盛んだったというグラウンドゴルフ。
「平成の森、泊浜、ひころの里…今練習に使える場所は多くないねえ。」
「上の山公園も工事が始まったしねえ。」
長く、志津川地区の運動場整備が切望されていたのだそうです。

この場所にもいずれ造成工事が入りますが「その日までは徹底活用!」と、皆さん声を揃えます。
秋にはグラウンドゴルフ町内大会を開催したいとのこと。
また撮影に伺います(戦力にはなれません)!

(日比谷)
