広場でピンク色の服を着た女性がクラブを使ってボールを打ち、それを他の数人の人達が見ているグラウンドゴルフを楽しんでいる様子の写真

7月半ば、晴天のある日。
志津川地区廻館の広場で十数人がグラウンドゴルフに興じていました。

広場でピンク色の服を着た女性がクラブを使ってボールを打ち、それを他の数人の人達が見ているグラウンドゴルフを楽しんでいる様子の写真

「住民の健康つくりと集いの場」として南三陸町震災復興計画推進会議へ提言されていた、グラウンドゴルフ場。

それを受け今年5月に設置されたのがこちらの『グラウンドゴルフ練習場 兼 健康広場』です。
旧JR志津川駅近く、元は田んぼだった場所だそうです。
整備には近隣行政区や復興工事業者等の協力を得ることができました。
土地の一角、備品一つに至るまで思い入れが詰まっています。

空の下に広がる静かな更地の運動場で、右側には白い砂利が敷かれ、周囲には緑の草木が生い茂っている写真

現在は地域住民の遊び場・交流の場として活用中。
特にグラウンドゴルフの練習はほぼ毎日行われているとのこと。
造成現場を背景に、快音と歓声が響きます。

旗の立つゴール近くで男女数名の高齢者が真剣な表情でグラウンドゴルフをプレーしている様子を捉えた写真

「撮影?却下!
参加していきなさい!」
なりゆきで1ラウンド参戦した結果…。

仲間の女性が周囲で見守るなか、男性がピンクの服を着た女性にクラブの使い方を丁寧に教えている写真
麦わら帽子をかぶった男性がクラブでボールを打ち、旗の立つホールポストにボールが入っている瞬間の写真
旗に4と書かれたホールポストと外れた位置に止まっている白いボールの傍で、黒い帽子を被った女性が右手でクラブを持ち笑顔で喜んでいる写真

グループ内1位の男性 21打
グループ内平均 26~27打
筆者 30打
惨敗です

「俺は大会にも出でっから。」
「私は今日初めてだよ。普段の運動?
志津川から入谷まで(3.5キロメートル+結構な起伏)歩くぐらいかなあ。」
基礎体力からして違うんですね…。
休憩しつつ、GG(グラウンドゴルフ)談議に花が咲きます。

日差しを避けるために青いシートの屋根の下で、十数人の高齢者が長椅子に座って休憩している様子の写真

町内では震災前から盛んだったというグラウンドゴルフ。
「平成の森、泊浜、ひころの里…今練習に使える場所は多くないねえ。」
「上の山公園も工事が始まったしねえ。」
長く、志津川地区の運動場整備が切望されていたのだそうです。

青いテントの下で、グランドゴルフの練習を行っていた高齢者たちが、丸太のベンチに座って休憩している様子の写真

この場所にもいずれ造成工事が入りますが「その日までは徹底活用!」と、皆さん声を揃えます。
秋にはグラウンドゴルフ町内大会を開催したいとのこと。
また撮影に伺います(戦力にはなれません)!

木々が立ち並んだ小高い山の麓の屋外コートに、帽子をかぶった笑顔の参加者たちが2列に並んでいる集合写真

(日比谷)

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