小道の両側に満開の赤やピンクのツツジがこんもりと咲き、木の柵に囲まれた道が奥へと続いている、 ツツジのトンネル道の写真

つつじの名所として知られる田束山(たつがねさん)。

小道の両側に満開の赤やピンクのツツジがこんもりと咲き、木の柵に囲まれた道が奥へと続いている、 ツツジのトンネル道の写真
遠くに広がる海が見える背景に、周囲に満開のツツジが咲き、ベンチが設置された敷地内に立つ「田束山」と書かれた木の看板の写真

ですが、元々は霊峰と称えられる有難―い山です。
美しい眺めを楽しんだ後はパワースポットめぐりなんていかがでしょうか。
今回は三十三観音様にお参りしてきました。

ツツジの茂みが広がり、道が奥へと続いている手前に、右方向を指す矢印と「三十三観音 七観音 30メートル」と書かれた黒い案内板の写真

頂上から気仙沼方面に下るとすぐに最初の観音様とお会いできます。
三十三番目の観音様、灑水(しゃすい)観音様は人々を非行やいじめの苦しみからお救いくださるそうです。

満開のピンクのツツジが咲く急斜面に、円形の光背がある岩の上に立つ観音像と説明板がある写真
赤いツツジが広がっている背景に、両手を胸元に合わせ、静かにたたずむ灑水観音像の上半身をアップで撮影した写真

ここからおよそ1キロメートル弱に渡り、道沿いに観音様が並んでいらっしゃいます。
畏れ多くも高い場所から失礼いたします。

ツツジや木々に囲まれた緑の草に覆われたなだらかな斜面に、様々な形をした複数の観音像が点在する写真

三十三体の観音様はお顔もポーズも様々。

ピンクのツツジの前に配置され、地面に座り左膝を立て、右足を伸ばした姿勢の穏やかな表情をしている観音像の写真
赤いツツジが咲き誇る中で、冠をかぶった観音像が花の飾りを手に持ち、やさしい表情で立っている写真
ツツジの緑に囲まれ、岩の上に正座し、円形の後光を背負った観音像が合掌している写真

だんだん、知り合いの誰かに似ているようにも見えてきます。

雲一つない青空を背景に、ツツジや木々に囲まれたなだらかな斜面に、 龍のような彫刻の上に立つ、円形の光背を背負った観音像の写真

尾根を下って、一番目の観音様まで辿り着きました。
病苦を和らげてくださる楊柳(ようりゅう)観音様です。

木々やツツジに囲まれ、石灯篭が設置された緩やかな斜面沿いに座っている、 線香を持つ観音像の写真

ここまで約20分の散策となりました。
田束山のパワースポットはこれだけではありません。
次回は修復が完了したばかりの大聖不動明王様をご紹介しますね。

(日比谷)

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