人が歩いている道路の傍に商店と青い柱のような案内表示が立っている写真

今朝の気温は20度。
ようやく上着の要らない季節になりました。

町を歩くと見られる、青い柱のような表示。
これが何かご存知でしょうか。

人が歩いている道路の傍に商店と青い柱のような案内表示が立っている写真
遠くに低い山々が見える緑豊かな草地の中に青い柱状の案内表示が立っている様子を写した写真
建設現場の足場の手前に高さ3.1メートルの洪水浸水位を示しており、その上に昭和35年5月24日と書かれている青い標識の写真

南米チリ沖で発生したマグニチュード9.5の揺れは22時間後に大津波となって三陸海岸を襲いました。
志津川地区(旧志津川町)では住民41名が犠牲となったそうです。

当時を知る方はこの災害を「前の津波」と呼び今も折につけ口にします。
「近所の子が亡ぐなったんだっちゃ」
「それ覚えてたがら一昨年の津波ん時もとにがぐ逃げたよ」

チリ津波から53年となる、5月24日。
正午に流された長いサイレンに合わせ町中が黙祷を捧げました。

青空の下遠くに木々が茂った山がそびえ、田んぼが広がる緑豊かな田舎の平地を写した写真

痛みを忘れず、これからを生きるために。

(日比谷)

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