紫と黄色のマスコットと、水色と黄色のマスコットをそれぞれ持っている2人の子どもの手元のアップ写真

町立戸倉小学校では毎年4年生に向け、養蚕についての特別授業を行っています。関連のブログはこちら

2013年には養蚕功労者表彰『蚕を学ぶ奨励賞』を受賞しています。
蚕を大切に育て知りながら、できあがった繭で今年もかわいいマスコット人形を作りました。

紫と黄色のマスコットと、水色と黄色のマスコットをそれぞれ持っている2人の子どもの手元のアップ写真

12月17日の朝、戸倉小学校3年生と4年生、計28人が学校近くに事務所を構えている建設会社を訪れました。
現場の仕事や交通安全に願いを込めてこのマスコット人形をプレゼントするためです。

茶色い外壁の建設会社の建物の前で大勢の子どもたちと、ヘルメットと安全ベストを着用している建設会社の職員が向かい合って立っている写真

訪れたのは、清水・遠藤JV(清水建設と遠藤組の共同企業体)事務所前です。
(JVとは、複数の建設企業が、一つの建設工事を受注、施工することを目的として形成する事業組織体のことを言います。)
町の、戸倉の防災集団移転団地を造成しています。
工事のためにトラックが行き来していますが、これまでに100万立方メートルも運んだそうです。
この量は10トンダンプで180万台だそうです。
わかりやすく言うと東京ドーム1杯分だということです。
工事中、これまでもちろん無事故無違反です!!

山と森林、田畑のそばにある建設現場で、黒い大型トラックや青い小型トラック停車しており、工事用のバリケードや壁が立っている様子の写真
建物の前で複数の警察官に向かって一列に並んだ子どもたちのうち、1人がマイクを持って話し、周囲にはスーツ姿の大人や写真を撮る人がいる様子の写真
屋外で子どもたちが色とりどりの紙をヘルメットと安全ベストを着た建設作業員と思われる大人たちに手渡している様子の写真

南三陸警察署の交通安全課長からは、「今年も重大な事故や死亡事故などは起きていないです。
繭マスコット運動も交通安全の一役を果たしていると思います。皆さんも気を付けて、クリスマス、お正月も事故に遭わないようにしてください。」というお話がありました。
南三陸町交通安全協会戸倉支部の阿部支部長は「この運動で一人でも事故が少なくなればいいです。」と話されました。
清水・遠藤JVの現場代表が「工事現場には、入らないでください。」と話し、「ハイ!!」と児童たちは元気に答えていました。
そして、戸倉小学校の4年及川さんが代表して「交通安全に注意してください。」と話し、繭マスコットをプレゼントしました。

青空が広がり、背景には車が並んでいる建設現場の事務所の前で、冬服を着た子どもたちが整列している様子の写真

12月になって比較的暖かい日が続きましたが、この日はきりっと寒い感じでしたが、現場の皆さんの前で、3、4年生全員で校歌を上手に合唱しました。

敷地内に複数の車が駐車している前で、青いジャケットと襟付きシャツを着た阿部一郎さんが立っている写真

震災前、繭マスコット運動は国道45号沿いの黒崎パーキングで毎年おこなわれていました。
そのころからずっと蚕の指導をしてきている阿部一郎さんも参加して子供たちを温かく見守っていました。
皆さん、年末年始特に交通安全に、気を付けましょう!!
(西城)

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