壁に紅白幕が飾られたトンネル内で、法被とヘルメットを着用した作業員たちが集まり、奥ではスーツ姿の来賓が立ち話をしている写真

7月20日。
志津川地区阿曽の現場にて、南三陸道路4号トンネル貫通式が行われました。
(1号トンネル貫通の様子はこちら)

壁に紅白幕が飾られたトンネル内で、法被とヘルメットを着用した作業員たちが集まり、奥ではスーツ姿の来賓が立ち話をしている写真
横断幕と紅白幕が飾られたトンネル内で、作業服姿の男性2人と1人が向かい合って並んでいる、開通を祝う式典の様子の写真
白いヘルメットをかぶり、赤いリボンを胸につけたスーツ姿の関係者たちが白い台に並んで立ち、トンネル貫通式が行われている様子の写真
トンネルの貫通点の横断幕の前で、横一列に並んだ6人のスーツ姿の関係者たちが両手を上げて万歳三唱を行っている様子の写真

宮城~青森間359キロメートルで整備の進む三陸沿岸道路。
そのうち志津川インターチェンジ(志津川地区小森)から歌津インターチェンジ(歌津地区白山)間、約7.2キロメートルが南三陸道路です。

トンネルの完成予想図も描かれている「復興道路 三陸沿岸道路 つなげよう命の道」と書かれた看板が竹林の前に設置された写真

平成27年度以降、区間南側から段階的に開通の予定。
町を縦断する『命の道路』として完成が心待ちにされています。

トンネル内で法被を着た関係者たちが、木槌で酒樽を割っている鏡開きの様子の写真

中でも今回開通した4号トンネルは志津川と歌津を短時間で繋ぐための重要な区間です。
開通式には歌津地区より、韮の浜獅子舞(にらのはまししまい)が披露されました。

和太鼓の前で、ピンク色の衣装を着た女の子たちが並び、演奏を行っている様子が写っている写真
獅子舞と向かい合ったピンクの衣装を着た2人の子どもが扇を持って舞う姿が、トンネル内のステージで披露されている写真

町指定の無形民俗文化財である韮の浜獅子舞ですがこの日は震災後初めての演舞。
流されてしまった衣装や道具を少しずつ揃え、祝いの日を待ち望みながら練習を重ねてきたそうです。

ピンクの衣装を着た子どもたちが、並んで太鼓を演奏しているところを側面から写した演奏中の写真

開通したばかりのトンネルに復興の音が響き渡りました。
南三陸道路工事の安全と早期完成を切に願います。

赤白の幕と式典看板が掲げられているトンネル内で、観客が見守る中太鼓演奏と韮の浜獅子舞が披露されている様子を後方から撮影した写真

(日比谷)

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