
7月20日。
志津川地区阿曽の現場にて、南三陸道路4号トンネル貫通式が行われました。
(1号トンネル貫通の様子はこちら)




宮城~青森間359キロメートルで整備の進む三陸沿岸道路。
そのうち志津川インターチェンジ(志津川地区小森)から歌津インターチェンジ(歌津地区白山)間、約7.2キロメートルが南三陸道路です。

平成27年度以降、区間南側から段階的に開通の予定。
町を縦断する『命の道路』として完成が心待ちにされています。

中でも今回開通した4号トンネルは志津川と歌津を短時間で繋ぐための重要な区間です。
開通式には歌津地区より、韮の浜獅子舞(にらのはまししまい)が披露されました。


町指定の無形民俗文化財である韮の浜獅子舞ですがこの日は震災後初めての演舞。
流されてしまった衣装や道具を少しずつ揃え、祝いの日を待ち望みながら練習を重ねてきたそうです。

開通したばかりのトンネルに復興の音が響き渡りました。
南三陸道路工事の安全と早期完成を切に願います。

(日比谷)
