「貫通式式場 三陸沿岸道路 南三陸道路1号トンネル」と書かれた大きな看板が掲げられた、紅白幕が張られた曲線天井の地下トンネル内に、白いヘルメットと作業服を着用した人々が集まっている写真

4月14日、月曜日。

三陸沿岸道路 南三陸道路1号トンネル貫通式が行われました。

「貫通式式場 三陸沿岸道路 南三陸道路1号トンネル」と書かれた大きな看板が掲げられた、紅白幕が張られた曲線天井の地下トンネル内に、白いヘルメットと作業服を着用した人々が集まっている写真

着工直前のトンネル工事安全祈願祭のブログでもご紹介しましたが、南三陸道路は、志津川字小森「志津川インターチェンジ(仮)」~歌津字白山「歌津インターチェンジ(仮)」を結ぶ、7.2キロメートルの自動車専用道路。
このトンネルは、南三陸道路にできる4つのトンネルの中で最長の451メートル。
着工から8か月、南三陸道路で最初のトンネル貫通となりました。
工事関係者、志津川中学校の生徒、国・県・町などから沢山の方々が貫通式に参加。
代表の10名が一斉にこのボタンを押して、貫通発破が行われます。

白い布が敷かれた長いテーブルに代表者の所属先と名前が記載された垂れ幕が掲げられ、それぞれに赤白のリボンが飾られている赤いボタンが付いた黒い箱がいくつも並べられた写真

それでは、貴重なトンネル貫通発破の瞬間をご覧ください!

一か所だけ灯りが灯された暗いトンネル内にヘルメットを着用した人々が集まっており、代表者が横一列に整列して立ち、左側に座っている人たちがカメラを構えている貫通式の様子の写真
ヘルメットを着用した人々が一か所だけ灯りが灯された暗いトンネル内に集まっており、代表者が横一列に整列して立ち、左側に座っている人たちがカメラを構え、少し離れた場所の地面から花火の様な炎が現れている貫通式の様子の写真
ヘルメットを着用した人々が一か所だけ灯りが灯された暗いトンネル内に集まり、カメラを構えていた左側に座っている人たちが後ろを振り返り、花火の様な炎が少し離れた地面から奥の壁に向かって発破している貫通式の様子の写真
壁を貫通してもくもくとした煙が残り、太陽の光が差し込んで天井の照明も灯されて明るくなったトンネル内で、ヘルメットを着用した人々や、カメラを構えていた左側に座っている人たちも後ろを振り返っている貫通後の様子の写真
曲線状の天井を持つ大きなトンネルの内部が写されており、天井には複数の照明が設置され、内部には煙が漂っていて、奥には外の自然光が差し込む出口が見えているトンネル内の写真

大きな爆発音と共にトンネルは貫通!明るい光が差し込み、火薬のにおいがしていました。
貫通を祝し、万歳三唱、樽みこし、鏡開き。

天井の照明で明るく照らされたトンネル内に椅子が列ごとに並べられ、ヘルメットを被りフォーマルな服装を着た大勢の人々が手を挙げている万歳三唱の様子の写真
「祝 貫通 三陸沿岸道路 南三陸道路1号トンネル」と書かれた大きな横断幕、両側に紅白幕が掲げられたトンネル内で、白い帽子にお揃いの服を着用した人たちが神輿を担ぎ、大きな団扇をふっている樽みこしの写真
トンネル内で、リボンで飾られ1と書かれた台の上に酒樽が置かれ、頭にヘルメットを被り、木槌を持った法被姿の4人の人達が鏡開きを行っている様子の写真

樽のお酒はその場でみなさんに振る舞われ、トンネル内は祝いのお酒のにおいに変わりました。
そして、志津川中学校3年生による合唱「歓喜の歌」。

「祝 貫通 三陸沿岸道路 南三陸道路1号トンネル」と書かれた大きな横断幕、両側に紅白幕が掲げられたトンネル内で、制服姿の生徒たちが横に広がって並び合唱を行っている様子の写真

この南三陸道路の整備効果として、地域間の移動時間短縮はもちろん、災害時の緊急輸送道路の確保や、緊急医療施設への速達性の向上、水産業等の地域産業の復興への貢献など、様々なことが期待されています。
地域の人々や産業、復興のためにも、南三陸道路の開通が待ち遠しいですね。

「祝 貫通 三陸沿岸道路 南三陸道路1号トンネル」と書かれた横断幕、両側に紅白幕が掲げられたトンネルの入り口に、ヘルメットを被った複数の人や車両が集まっている写真

(高橋)

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