白いテントが張られた会場入口に「安全祈願祭・着工式駐車場」と書かれた看板が設置され、スーツ姿の人々が集まっている様子の写真

復興工事のスピードアップに伴い、公道の通行止めや交通規制が一層増えてきました。
移動時間は多めに見積もった方がよさそうです。

そんな復興工事の中でも特に注目されているのが医療・福祉施設です。
先日7月14日、志津川地区沼田にて町立病院・総合ケアセンター建設工事の安全祈願祭が執り行なわれました。
大型町営施設としては震災後初の着工となります。

白いテントが張られた会場入口に「安全祈願祭・着工式駐車場」と書かれた看板が設置され、スーツ姿の人々が集まっている様子の写真
紅白幕が飾られた白いテント内で、7人のスーツ姿の男性たちが並び、山積みの砂を一斉に掘り始めている鍬入れの儀式の写真

建設予定地は志津川地区東工区東地区。
南三陸診療所の道路向かいです。
(去年11月の造成工事の記事はこちら)

晴れた空の下、工事用のプレハブや資材置き場、駐車場などが見える建設予定地全体を高所から撮影した写真

海側にベッド数90床の町立南三陸病院(仮称)、内陸側に総合ケアセンターが建ち、2つの施設を吹き抜けの共有スペース『みなさん通り』が繋ぎます。

紅白幕の前に展示された、周囲に桜の木が立ち並び、駐車場が設けられた新しい病院施設の精巧な建築模型が展示されている写真

医療と福祉の機能を集約させることで利用者へのサービスの充実を図るほか、災害時には人々の命を支える緊急拠点としての役割も担うことができます。

神職が見守る中、参列者の一人が神前に向かって深く礼をして安全祈願をしている写真
白いテント内で黒いスーツを着た多数の男性たちが、一斉に盃を持ち上げて神事の儀式を執り行っている写真

竣工は平成27年10月。
南三陸病院(仮称)は同年11月上旬、体制が整った部門から診療開始となる予定だそうです。
救急患者の受け入れ、婦人科の受診も可能となるとあって町の人々から大きな期待が寄せられています。

誰もが安心・安全を実感できる町。
その目標の一つが、実現に近づいてきました。

スーツ姿の男性が透明なケース越しに病院施設の模型を指さして説明し、周囲の来賓とともに見学している写真

(日比谷)

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