「「南三陸応縁団」開幕しました!」のチラシ

震災から今日まで、南三陸町には大勢の方々が訪れました。

このご縁を長く紡ごうと今春起ちあがったのが『南三陸応縁団』。

町とボランティアセンター・観光協会が協力する一大プロジェクトです。

というわけで、事務局の星野奈々さんにお話を伺ってきました。

チラシを持つ星野奈々さんが笑顔で紹介している様子をアップで撮影した写真

「『南三陸応縁団』は、よりディープな南三陸に踏み込んでいただくための会員制コミュニティです。」(星野さん)

主となるターゲットは“これまでボランティア等で町に来たことがあり、これからも町に関わりたいと思ってくださっている方”。

そして“そんな方々と繋がりたい町内の方”。

「4月24日に公式サイトをオープンし、1週間で120名の登録をいただきました。
 数十回の活動実績を持つボランティアの方のお名前があるほか、過去に企業さんのツアー等でいらした方が個人で申し込んでくださるケースもあるようです。」

「南三陸応縁団」の文字と「NO.0001」が刻印された丸い木製の団員証の写真

団員にはナンバー入りの団員証(左)が支給され、催し物の際、南三陸スタッフ(ユニフォーム着用!)として参加いただけます。

また限定情報・グッズ・イベントのお誘いなどの特典が受けられ、サイトでは団員同士の情報交換もできるそうです。

「ご参加の方には、地域へのおでって(お手伝い)に対し地域ならではの魅力でお返ししていきます。

 地元の人々との交流や自然体験、郷土料理などボランティアとしても観光としても楽しんでいただけるよう、準備を進めています。」

また「町には行けないけれど繋がりたいんです」という声に応え、年数回の交流会も計画中。

初回は夏頃、東京で開催の予定だそうです。

ゲストもスタッフもお料理も南三陸尽くし!との前情報に期待を込めて待つ団員も多いとか。

ずいぶん盛りだくさんじゃないですか。

「と言っても始動したばかりで、まだ色々なことが決まっていない状態です。
 これから皆さんと一緒に作っていければと思っております。
 ご意見・お叱り・リクエストなど、どんどんお送りくださいね。」

看板が設置され簾が立てかけられた南三陸町ボランティアセンターの入口前で、5人のスタッフがピースサインをして並んでいる写真

5月からはブログも開始しました。

団員の方々へ身近な情報をお届けしたい、と語る星野さん。

ちょうどこの日はゴールデンウィーク直前。

さんさん商店街では連休のお客様をお迎えするための準備中でした。

その様子もさっそく発信されたようです。

木々が茂った丘の手前にある野外の広いグラウンドで、白線を引いている男性を数人の参加者が見ている写真
屋外のグラウンドで、背中を曲げて白線を引いている男性の様子を、女性が撮影している写真

「『南三陸応縁団』は絆を続けていくためのコミュニティです。
 これまで町に関わってくださった方々と更なる交流を深めながら、南三陸町を第二の故郷にしていただきたいと思っています。」

お申し込みは公式サイトまで。

登録は無料です。

南三陸応縁団

サイト:

facebook:

(日比谷)

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