森林・農村・町・海が連携し、木材や食品廃棄物、農業・水産廃棄物などをバイオガスや木質ペレットに再利用し、熱・電力・肥料・飼料として循環させることで、災害に強く、雇用を生み、地域が自立して持続可能に発展する仕組みを示した南三陸町の地域資源循環型システムのフロー図

南三陸町バイオマス産業都市構想について以前お伝えしていました。

南三陸町での取り組みが評価され、現在海外のパラオ共和国というところでその取り組みを参考とした活動(調査事業)が行われているそうです。

12月1日~12日の間、南米のペルーで開催されている、地球温暖化対策を話し合う国連の会議「COP20」。
その会場内で開設される「日本パビリオン」にて、南三陸町のバイオガス事業実施事業者であるアミタさんが発表をすることになったそうです。

発表の概要については下記リンクの「December 6 (Sat) 15時-15時45分」というところをご覧ください。
http://www.mmechanisms.org/cop20_japanpavilion/index.html

アミタグループから発表資料の一部をお借りしてきました。
 「Minami-Sanriku Town Sustainable Circulation Vision

森林・農村・町・海が連携し、木材や食品廃棄物、農業・水産廃棄物などをバイオガスや木質ペレットに再利用し、熱・電力・肥料・飼料として循環させることで、災害に強く、雇用を生み、地域が自立して持続可能に発展する仕組みを示した南三陸町の地域資源循環型システムのフロー図

発表の中では、パラオの活動の元となった取り組みとして、この南三陸モデルも紹介されるとのこと。

まだまだ、南三陸のバイオマス産業都市構想は緒についたばかりですが、「南三陸発 循環モデル」への世界からの反応に期待したいと思います。

南三陸=分水嶺で囲まれた森里海がコンパクトに連関して成り立っている町。
つまり、コンパクトアース=地球の縮図といえます。

この町に暮らす人々が誇りに思い、無念にも亡くなった方々に胸を張って報告できるようなすばらしい町にすべく、皆で南三陸町バイオマス産業都市構想の実現に向けて取り組みたいですね!

(櫛田)

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