左の男性は笑顔でシカの角を両手に持ち、中央の女性はニット帽をかぶり、葉物野菜を両手に持って、右の女性は長い髪で赤い服を着ていて、複数の袋入りの葉物野菜を持っている写真

昨年度、毎月11日のライブ配信として好評いただいていた「カフェせきらら」がよりディープにリニューアル!「スナック」へと業態変更をして、町で活躍する移住者の本音をより引き出し、深ぼっていく企画となりました。

町で活躍する移住者にスポットをあてる

「ミナミサンリク移住カフェせきらら」は南三陸町移住・定住支援センターと町公式メディア「南三陸なう」が共同企画し、毎月11日にYouTubeLIVEにて座談会を実施、南三陸町に集うさまざまな移住者の姿をお伝えするライブ配信コンテンツとして実施してきました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により延期せざるを得ない月もありましたが全8回実施。

震災後、復興や新たなまちづくりにまい進する南三陸町には全国から多くのUIターン者が訪れています。そんなUIターン者に移住した人たちが南三陸への移住を決めたきっかけや、実際に町で暮らしながら感じている魅力、時には不便さなども率直に話してもらいながら、移住者にとって南三陸町がどんな町なのかを伝え、移住を考えている人の参考にしてもらいたいというのが狙いでした。

「移住者の魅力をよりディープに」リニューアル

今年度は昨年度からの狙いを継続した上で、番組をリニューアル。「カフェ」から「スナック」へと業態変更をして、「スナックせきらら」として、より一層ディープに深掘るコンテンツを目指してお届けします。ママ役には、町民のみなさんにもお馴染みの中村未來さん。いつものナチュラルな装いとは打って変わってバブリーな衣装にも注目です。本企画を協力して推進している南三陸町移住・定住支援センターの上野さんは、スナックの常連客。上野さんがよく知る移住者をママに紹介するという流れで番組がはじまっていきます。

さらにロケ地として、南三陸ホテル観洋さんの協力のもと「クラブ龍宮」を使用。より本格的な雰囲気で撮影した画にも注目してみてください。

カウンター越しに男性と女性が向かい合って座り、男性は真剣な表情で女性を見つめ、女性は白ワインの瓶を手に持ち、説明している様子の写真
赤い服を着た女性がカウンターの向こう側で笑顔で座っている写真

カフェとして運営をしてきた昨年からのリニューアルポイントは下記の点にあります

  • ゲストを一人に絞ることでトークを深掘り。ゲストの魅力をよりいっそう引き出す
  • ママ役とのコミュニケーションからよりディープな話を引き出し、移住の苦労も含めたリアルを知る

ちなみに今年度のスナックせきららは基本的には収録配信を予定。毎月末金曜日の配信を目指して制作をすすめています。

記念すべき第1回ゲストは2014年に埼玉県から移住した中島綾子さん

第1回目のゲストは2014年に移住した埼玉県出身の中島綾子さん。

黄色いニット帽をかぶり、ツインテールの髪型で、白地に黒いボーダーの長袖シャツとデニムのオーバーオールを着た女性がカウンター越しに笑顔で話す様子の写真

まるでパワースポットのようにいつもキラキラと輝いている姿が印象的な彼女ですが、じつはその姿は、とても辛い経験を乗り越えてきたからこそのものでした。

「この町の人に自分をいいように変えてもらった。だから恩返しをしなくちゃいけない」

たまたま出会った南三陸という町。そしてそこで出会った人々に大きく人生を動かされた中島さん。高層ビルでヒールをカツカツ鳴らしていた彼女は、長靴を履いて農業に勤しむ姿へと変化していきました。そしてついに、この町で出会った人と結婚。この町でこれからも生きていく覚悟を口にします。

「価値観がガラッと変わった。自分の好きなことをしていいんだってこの町の人に思わせてもらった」

トークのなかでは、特にお世話になった町民や新婚ホヤホヤの結婚生活から出会いのエピソードまで深い話を聞くことができます。そしてさまざまな試練を乗り越え、経験してきた彼女の言葉になんだか救われるような気持ちに。移住に一歩踏み出せない方、何かに迷っている方にぜひご覧いただきたい!きっと彼女の言葉に勇気をもらえる。そんなトークとなっていました。

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〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
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