三人の女性が店内で笑顔で並び、それぞれ長ねぎや白菜などの新鮮な野菜を手に持っている様子の写真

「さんさんマルシェ」は「南三陸さんさん商店街」にある産直のお店です。2020年3月3日にオープン3周年となる「さんさんマルシェ」のコンセプトや魅力、こだわりなどを、店長の中村悦子さんに伺いました。

南三陸の山海の幸がずらり。こだわり卵のスイーツも人気

「南三陸さんさん商店街」の一角にある「さんさんマルシェ」。“南三陸町のセレクトショップ”として、町内・周辺地域の農産物・海産物や加工品などを扱っています。店内には、南三陸らしいドリンクやデザートを提供する「VegeCafe(ベジカフェ)」も。特に週末はおみやげを買いに来る観光客でにぎわいます。

木目の外壁に「さんさんマルシェ」と書かれた看板が掲げられた店舗の入口で、店内の様子や買い物かごなども見える写真

さんさんマルシェの入り口。太陽マークの看板が目印だ

地元・南三陸町産の新鮮な野菜が袋詰めで並ぶ陳列台で、キャベツやセリなど多様な野菜が売られている写真

入るとすぐに南三陸町産の旬の野菜が目に入る

タコや牡蠣、ホヤなどを使用した南三陸町の特産品の缶詰が陳列台に並んでいる写真

南三陸産のタコやカキ、ホヤを使用した人気の缶詰

沢山のメーカーで製造されたワカメの商品が陳列台に並んでいる写真

ワカメも充実のラインアップ。どれを買おうか目移りしてしまう

魅力的な商品がずらりと並ぶ店内は、見ているだけでも楽しめます。農産物・海産物だけでなく、スイーツも人気。目玉商品は南三陸地鶏卵「卵皇(らおう)」を使用したクレープやプリン。濃厚な味わいが大好評で、入荷後すぐに売り切れてしまうことも…。

透明パックに入ったシフォンケーキやチーズケーキにプリンなどのスイーツが冷蔵ケースに並んでいる写真

卵皇」を使用したスイーツたち。この日クレープはすでに売り切れていた

南三陸の魅力がギュッと詰まった、わくわくする場所

さんさんマルシェを切り盛りするのは、中村悦子さん。2019年5月から店長を務めています。仕入れをしたり、生産者さんとやり取りをしたり、営業に出たりと、業務内容は多岐にわたります。

「こういう仕事をするのは初めてでしたが、おもしろそうだなと思って挑戦しました。ものを売って利益を出すのは大変ですが、自分が考えたことを実現できるのは楽しいです!」と笑顔で話す中村さん。

笑顔で話をする中村店長の写真

さんさんマルシェの店長、中村悦子さん

「さんさんマルシェは一般的な産直とは少し違って、ちょっと変わったものも置いているんです。たとえば、南三陸で採れた化石のガチャガチャが店頭にあったり…。食べ物だけでなく、いろいろな形で南三陸の魅力を発信していきたいと思っています」と中村さん。「このマルシェは色々なことができる場なので、どんどん新しいことにチャレンジしていきたい。月に一度フェアも企画しようと考えています」と話します。

「今後の目標は、農産物やスイーツの品ぞろえを充実させること。店長としての私に期待されているのは生産者さんを集めることなので、南三陸町だけでなく石巻市や登米市などの近隣の生産者さんにも積極的に声をかけています。自分が集めた商品をお客さまが買って頂くと、やりがいを感じますね」。

ベージュ色のパッケージに「人は登米のだし」と書かれた商品が3段の陳列棚に並んでいる写真

「また、犬連れのお客さまにやさしい”ドッグフレンドリー“なお店にすることを考えています。犬を連れたお客さまがけっこう多いので、店頭にリードをつなぐフックを設置し、水を飲む容器の無料貸出を始めました。犬連れのお客さまにたくさん来てほしいと思っています」と中村さん。スタッフもみんな犬好きだそうです。

黒色の服を着た中村店長が、冷蔵の陳列棚で商品を整えている写真

陳列棚の商品を整える中村さん。売上アップを目指して日々試行錯誤している

さらなる進化や今後の展開が楽しみな、さんさんマルシェ。ちょっとしたお買い物に、スイーツやカフェを目当てに、立ち寄ってみませんか?

新鮮な野菜が並んでいる陳列棚の前で、笑顔で透明袋に入った野菜を両手で持つ中村店長の写真

「みなさんに楽しく買い物をしてもらえる場になるよう、店長としてがんばります!」

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〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
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