木々に囲まれ手すりが設置された山道に、根元には苔が生えた大きな木が立ち、帽子をかぶり青いリュックを背負って杖を持っている男の子が大きな杉の木に手をあてて見上げている写真

標高512メートル、南三陸町と気仙沼市をまたがる田束山は5月下旬から6月にはつつじが咲き誇りとても綺麗な観光スポットですが、実はその他にも魅力がたくさんの、楽しめるパワースポットなのです!!今回はその魅力たっぷりな田束山をご紹介いたします。

まずは田束山の歴史を!!

田束山について詳しく書いた記事をまずはご覧ください!

気仙沼市と南三陸町をまたがり、古くから霊峰として栄え、奥州藤原氏も信仰しこの山一帯に羽黒山清水寺、田束山寂光寺、そして幌羽山金峰寺の三つの寺院を建立し、自分の第四子の本吉四郎高衡に司祭をさせたと伝えられています。そのため多数の経塚をはじめとした遺跡も発見されているんです!

晴天の下、背景には一面に咲く赤いツツジと広がる海や半島が見える展望の良い山頂で、「田束山」と書かれた木製看板が立つ傍で、リュックを背負った二人の大人と一人の女の子がベンチに座って風景を眺めている写真

田束山の入り口にある『払川ダム』

山あいの緑に囲まれた場所で、「払川ダム」と「田束湖」と書かれた黒地に金文字のプレートがコンクリートの欄干に取り付けられた橋の上を、奥にある施設建物や金属構造のゲートに向かって続く舗装路がまっすぐ伸びている、ダムの堤体上からの風景を写した写真

田束山の入り口にある払川ダムもぜひおすすめです。

ダム好きにもおすすめ平成24年に伊里前川の洪水調節などを目的にできた比較的新しいダムです。

両岸には緑豊かな山々が連なり、静かな湖面に周囲の木々や青空が映り込み、払川ダムによってできた田束湖の穏やかな風景を橋の上から撮影した写真

車から降りて片側は田束湖が広がり、今からの季節は木々が赤や黄色に色づいて『紅葉』が楽しめます!

そしてダムの放水も綺麗でとても迫力満点です!

周囲を木々に覆われた山が囲み、奥には高架橋が森の上を横切っている様子が映っており、コンクリート造りの払川ダムの下流側にある制御施設から勢いよく水が放流されている様子をダムの上から撮影した写真

『行者の道』とは?

背の高い杉の木々が立ち並ぶ静かな山林の中、細い未舗装の林道脇に立つ木造の小屋の前に黒い車が停められており、車から降りてきた登山装備の家族らしき3人が小屋の中に入ろうとしている様子の写真

弘法大師が歩いた道と伝わる行者の道。

入り口まで車で行くことができます。今回5歳の息子と9歳の娘が行者の道を通り田束山の頂上(1.5キロメートル)を目指したところ、登山時間は1時間半程で、登頂後も走り回って体力的にまだ余裕なほどです。

登山道の脇で迷彩柄の帽子をかぶり青いリュックを背負った子どもが木の杖を持ちながら森の中を指さして何かを見つけた様子で立っており、その手前ではリュックを背負った大人がしゃがんで地面を観察している様子の写真

行者の道から頂上までの道のりはまるでトトロやもののけ姫のような自然豊かで神秘的な世界が広がります。

行者の道の道中には中央に穴が開いていて、樋ノ口荒沢不動尊の安置の場所と伝えられている穴滝や住んでいた大きな土クモがしばし行者を悩ませたと言われる蜘蛛滝、大きな杉の木などたくさんのパワースポットがあります。

木々に囲まれ手すりが設置された山道に、根元には苔が生えた大きな木が立ち、帽子をかぶり青いリュックを背負って杖を持っている男の子が大きな杉の木に手をあてて見上げている写真

その他子どもたちは片手に小さな図鑑を持ち動物の足跡や、植物を調べたりしていました。

自然を感じ、たくさんの学びを得ることができました。

絶景ビュースポット田束山頂上!!

南三陸を一望でき太平洋の地平線と空のコントラストも素晴らしく、この日も多くの方がカメラ片手に登頂されていました。

麓から頂上まで車で15分程で行けるので、ぜひみなさんも四季折々に表情を変化させる田束山の絶景を楽しみにいらしてみてはいかがでしょうか?

緑豊かな山々と遠くに海が見える晴れた日の風景で、芝生の上に二つのベンチが並んでいる傍に、田東山と書かれた木製の看板が設置されている写真

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