南三陸町地方卸売市場の看板の横で、赤い帽子をかぶってパンフレットを持った男性と、ミス日本酒のタスキをかけた池田かほりさんが看板を手で示して案内している写真の左上に赤い背景に「#1」と書かれた四角形がある画像

みなさま初めまして。2016 ミス日本酒 宮城代表 池田かほりです。

連載「おすばでジャーニー」ではさまざまな体験を通して、南三陸町の自然豊かな食材に合わせた宮城の地酒を、ご紹介していきたいと思います。

南三陸町は、どこか懐かしく温かい雰囲気のある場所です。遊食泊と多種多様な体験が出来て、お子様から大人まで東北の素晴らしさを満喫できる場所です。

美味しい地酒と共に、宮城、そして東北の温かい心を世界中の方々にお伝えできればと思います。

南三陸町地方卸売市場の見学!

今回の第一弾は、2016年6月にオープンした「南三陸町地方卸売市場(南三陸魚市場)」を取材させて頂きました!案内して頂いたのは南三陸町産業振興課の西條さま。

池田かほりさんと赤い帽子をかぶった西條さんが、立って並び、後ろに広がる広々とした明るい荷捌き場内を指差している写真

こちらは昭和24年に設立され長い歴史のある市場でしたが2011年 東北大震災での甚大な被害を受けられました。そこから5年の時を経て…ようやく今年本格稼働されたそうです。

この貴重な体験にドキドキしながら中へ入ると…驚くことが沢山!

中でも衛生面での配慮がとても細かくされていました。

出入りする際は2つのゲート(防鳥ネット・シャッター)があり、電動フォークリフト以外の車両の乗り入れは出来ません。

入口に設置されたグレーの防鳥ネットの写真

通行する車両はタイヤを洗わなければならず、ちょうどタイヤの位置に洗浄用の海水が当たっていました。

左右の壁沿いに青いコンテナやパレットが整然と並んだシャッター扉からフォークリフトが市場へ入ってきている様子の写真

もちろん、人が入る際は手や長靴の洗浄・消毒が必要なので私も一緒に…

緑色の四角い浅いくぼみに貯められた水の中に白い長靴をはいた足を入れ、洗浄している様子の写真

さらには!魚の運搬は全て電動フォークリストなので排気ガスが出ず室内の空気がとてもクリアだったり

青いコンテナが並んだ荷捌き場内で、関係者が作業をしており、1人の男性がフォークリフトに乗った大きなオレンジ色のプラスチック箱から、ネットに入った大きなタコを取り出している写真

魚を入れているケースはすべて直置き禁止と言う徹底ぶり!

何列も並んだ水色のパレットの上にたくさんの青いコンテナが整然と置かれ、その周りで市場関係者の男性たちが作業をしている様子の写真

私の中での市場のイメージはそのまま水で滑らせているイメージでしたが『雑菌から守る為』という事です。

そして気配りはこんな所まで…!

女性専用ロッカールームまでありました。

「女子ロッカー室」と書かれたベージュの扉の横に立った池田かほりさんが、ドアに書かれた文字を示している写真

こんなにもきれいな卸売市場だったら、安心して食卓で海鮮物が楽しめますね。

そして…見つけてしまいました!大好きなお魚さん逹~!!

複数の銀色の魚が青いトレイに重なって並んでいる写真

この大きさ!

氷を敷いた発泡スチロールの容器に、黄褐色の巻貝がにぎっしりと詰められている写真

この新鮮さ!

小ぶりなカニが白い発泡スチロール容器に大量に詰められ、泡を吹く個体も見える写真

そしてこのぷりぷり感!あ~食べたい~!!!

背後に魚介類が入った青いコンテナがたくさん並んだ市場内で、池田かほりさんがしゃがんで水色のパレットに2つ乗った青い網袋入りのタコを見ている写真

こんなに大きな蛸は初めて見ました。

南三陸町と言ったらやっぱり蛸は食べなくてはですよね

「西の明石、東の志津川」南三陸のタコを頂きます!

ということで、私は有名なさんさん商店街にある季節料理 志のやさんへタコのお刺身を頂きに行きました!

店の入り口や、入り口前のスロープにたくさんのメニューポスターが貼られた、仮設店舗の外観写真

この大きさ、大迫力です!そして身が引き締まっているだけではなく、お醤油につけなくても塩味が絶妙に効いているのです。

和風の店内の席に座った池田さんが、大きなタコの刺身が盛られた四角い皿を持って微笑んでいる写真
白い角皿に大きなタコの刺身が大葉や菊の花と一緒に美しく盛り付けられ、わさびが添えられている写真

素材のみで楽しめるなんて、身体にも優しいですよね

温かい皆さまのお蔭で、とても素敵な時間となりました。ありがとうございました。

紺色の帽子をかぶった市場の関係者の男性と、水色の帽子をかぶり微笑んだ池田さんが並んで立っている様子を斜め右から写した写真

これからは月に一度、現地へ取材に向わせて頂きます!どこかでお会いした際は、是非オススメの『おすばで』をご紹介頂きたいです

これから宜しくお願い致します!

本日のおすばでとオススメ日本酒

南三陸町のタコの刺し身

タコの刺身が大葉と菊と一緒に白い皿に盛り付けられている写真

実は南三陸町志津川湾は「西の明石、東の志津川」といわれるほどのタコの産地です。リアス式の入り組んだ海岸線と三方が山々に囲まれた地形により、ミネラル豊富な水は全て湾内に流れ込み豊かな海が作られています。そんな豊かな海で育ったアワビ、ウニ、カニ等を食べて育ったタコは旨みが凝縮され、噛めば噛むほど味が広がる肉厚な、高級タコとなります。

純米夏酒 浦霞

「浦霞」と青い文字で書かれた白いラベルが貼られた緑色の酒瓶の写真

株式会社佐浦の「純米夏酒 浦霞」。夏にぴったりの爽やかな味わいです。自然本来の塩水の味わいのみでタコを味わう際にも、その繊細な味を邪魔せず引き立ててくれる、まさに食中酒の浦霞マジック!

蔵元:浦霞醸造元 株式会社佐浦 「純米夏酒 浦霞」

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