水の中で緑の稲の傍を黄緑色のしっぽのついたカエルが泳いでいる様子を写した写真

湿度が高くムシムシする天気が続いています。梅雨明けはまだ遠いようです。

さて、稲青む7月。
入谷の田園をぶらっと散歩してきました。

田んぼを覗くと稲の向こうにしっぽのついたカエルを発見!
新種!?
いやいや、今はカエルの変態時期。
オタマジャクシからカエルに”変身”している途中だったのですね。

水の中で緑の稲の傍を黄緑色のしっぽのついたカエルが泳いでいる様子を写した写真

水面になにか浮き草のようなものを発見。(下写真の濃緑)
これはイチョウウキゴケ。
環境省により準絶滅危惧種に指定されている、貴重な植物だそうです。

水面に浮かんだアオウキクサの小さな葉と、中心に緑色でギザギザした形のイチョウウキゴケの写真

別の田んぼでは、浮き草の中になにやら模様が見えます。
近くのおじさんに聞くと、カルガモの足跡だとのことでした!

雑草と木々が生い茂り、若い稲がまばらに植えられている水が少なめの田んぼの乾いた土に足跡が残っている写真

他にもあるのでは、と探すと…ありました!
おじさん曰く、アナグマの足跡とのことでした。
カエルを食べによく田んぼに来るそうです。
人間を全然怖がらないそうですよ。

規則的に植えられた青々とした稲が真っすぐに伸び、水を含んだ土の上にアナグマの足跡がくっきり残っている写真

田んぼを離れ、少し歩くと赤い花が咲いていました。
ザクロの花ですね。
南三陸町ではあまり見かけないので、珍しいです。

濃い緑の葉の中に赤い実とオレンジ色の花をつけたザクロの木が生い茂っている様子の写真

また少し歩くと、今度は石垣らしきものが見えてきました。
「昔、タテヤマというお城があったんだよ。」と、地元の方が教えてくれました。

雑草や枯れた葉がまわりを覆っている竹や低木の間に、コケの生えた大きな石がいくつか積まれている写真

少しぶらっと散歩しただけで、自然や歴史にまつわるものが発見できる、南三陸町ならではですね。

(高橋)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ