「慶明丸」と書かれた木の看板を掲げ、青い暖簾がかかった店の入り口前で、黄色い大きなウキを2人で抱えて笑顔で立っているリポーターの女性と三浦さんの写真

2月最初の放送では、南三陸まなびの里 いりやどの佐藤茉央さんにタイトルコールをいただきました。インタビューでは、農漁家レストラン「慶明丸」店主の三浦さきこさんにお話を伺いました。

オープニング

オープニングでは、さんさん商店街のお店、はしもとの「たこしゅうまい」をご紹介しました。「南三陸まなびの里 いりやど」スタッフの佐藤茉央さんにタイトルコールをいただき、みなさんぽ、今日も元気にスタートです!

木の作品などが並ぶ木の棚の前で、佐藤さんとリポーターの女性がマイクを持ちながら楽しそうに会話している写真

かつて調理の勉強もしていた佐藤さんも絶賛の「たこしゅうまい」。海の幸を活かしたあったかいお土産、この季節にぴったりですね!

中身のしゅうまいが一部見えるようになっている 「たこしゅうまい」と書かれたえんじ色とグレーの配色の箱入りの商品の写真

インタビュー

戸倉地区にある農漁家レストラン「慶明丸」。まちの語り部としても活躍する、店主の三浦さきこさんに、お店についてのお話を伺いました。

「一期一縁」と書かれた木の看板や大きな写真などが飾られた壁を背景に、マイクを持って笑顔を見せている三浦さんの写真

慶明丸は予約制のレストラン。旬の幸を活かすため、決まったメニューはなく、「その時に採れたものを皆さんに食べていただいています」。
お店のオープンは1999年。店名の由来は、夫の船名。夫と長男の名前から一字ずつとった船名「慶明丸」を、開業時に店名としました。お店は地元に長く愛され、震災で一度は休業しましたが、2013年4月に再開しました。
お店のシンボルといえる、「慶」「明」「丸」の文字が刻まれた黄色い浮き球。津波の1年後アラスカに流れ着き、お店に戻って来たという物語をもちます。浮き球が戻って来た時は、「帰ってくるのも大変だったし、お風呂にでも入れてあげようかな」と感慨深く思ったそうです。拾い主のバックスターさんとはその後も関係が続き、今でも月に1度は電話で連絡をとりあっています。

入口に青い暖簾がかかった店の建物の前のスペースには雪が積もり、手前に魚の彫刻が施された「慶明丸」と書かれた木の看板が立っている写真

店名が書かれたのれんは、震災後にボランティアの方が作ったもの。「本当に、皆さんのおかげでここまでやってきてます。年取って車の乗れない人たちが集まれる楽しい場所としてやっていけたら」「人間関係っていうのが、楽しいほうにつながっていければいいなって思っています」と展望を語ってくれました。

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