グレーのタイル張りの建物の入り口に「座・ガモール」と書かれたひし形の看板が設置されており、青いのぼりや垂れ幕が設置された店舗前でスーツ姿の男性5人が白手袋をつけてテープカットを行っている写真

東北の特産品販売と地域の“人・物・町”をつなぐ、アンテナショップ「座・ガモール」が5月14日、西巣鴨にオープンしました。南三陸町のこだわりの産品も常設されるなど、都心にいながら東北を楽しめる空間として期待されています。

6市町が連携してアンテナショップを運営

「座・ガモール」を経営するのは、大正大学と巣鴨地域の3商店街が連携して設立した「一般社団法人コンソーシアムすがも花街道」。

宮城県南三陸町をはじめとして、宮城県登米市、山形県最上町、山形県庄内町、山形県新庄市、山形県長井市の6市町が参画する共同アンテナショップです。都電荒川線「庚申塚駅」から徒歩1分、JR巣鴨駅から徒歩15分ほどにあるお店には、約300アイテムもの地域産品が並び、東京にいながら地域の旬な味わいを楽しめる場所となっています。

豊富な海産物や豊かな野菜。食べ継がれている郷土料理や、ご馳走、お茶っこで楽しまれるお菓子など豊かな東北の台所の逸品が勢ぞろいしています。

さらに、店内奥にはカウンター席も。近いうちに、東北の地酒とつまみに舌鼓を打ちながら「ちょい飲み」を楽しむことができるようになるとのことです。

店内の赤い棚に地域特産品やお菓子が並び、奥で女性が商品を見ている様子の写真

店内では各地のプロモーション映像など地域の魅力を伝えるための工夫が凝らされる

市や町の名前が掲げられた赤い棚に、それぞれの特産品が並べて陳列されている様子の写真

県をまたいでセレクトされている商品はそれぞれ特性があり、見ているだけでも楽しくなる

冷蔵のショーケースに袋詰めされた魚介加工品などがぎっしり陳列されている写真

お土産としても大好評の南三陸の海産物は初日から大人気

大正大学の学生がショップ運営に参画

この事業は、昨年度開設された大正大学地域創生学部の学生のフィールドワーク(地域実習)活動の場として産学共同で推進していくものです。実際に地域に滞在しながら学んだことを発信していく場としても期待されています。学生自身が、売り子やレジ係を担当するのはもちろんのこと、企画や経営にも積極的にかかわっていく予定です。

単なるアンテナショップとしてではなく、商品が生まれた背景や想い、つながりなど地域資源を総合的に発信していき、「地域ブランド化」を推進する拠点となることが目標とされています。さまざまな地域に赴き、学び、活動する大正大学地域創生学部の学生たちの活躍に期待がかかります。

おそろいの紺色の上着と黒い帽子を着用した男性スタッフ3人が笑顔でカウンターの中に立っている写真

元気な大正大学の学生とのコミュニケーションもお店での楽しみ方のひとつ

大盛況だったグランドオープン

大きな期待を背に、ついに動き出した「座・ガモール」。5月14日に開催されたオープニングセレモニーには、各地の代表者が集いました。南三陸の最知副町長も、巣鴨のゆるキャラ・すがもんとともにお客様をお迎えしました。

巣鴨のゆるキャラ・すがもんと最知副町長が屋外で商店街を背景に笑顔で写っている写真

オープニングセレモニーに駆け付けた最知明広副町長

店頭には来店サービスのカーネーションと100個限定の福袋が用意されました。オープンと同時に地元の女性客がつめかけ、福袋は一時間弱で売り切れてしまうほどの盛況ぶり。

年間800万人もの人が訪れるという、巣鴨の商店街。通称「おばあちゃんの原宿」と言われた巣鴨ですが、近年はそのレトロな商店街の雰囲気に誘われてか、若者や外国人が目立つようになるなど、人の流れに変化が見られます。

そんな巣鴨の商店街の一角にある「座・ガモール」が、東京の下町から東北への窓口として愛されるお店になっていくことを期待しています。

座・ガモールの店舗前に大勢の人が集まっており、すがもんの着ぐるみが出迎えている様子の写真

インフォメーション

座・ガモール

  • 所在地 東京都豊島区西巣鴨2-7-9
  • 電話番号 03-6903-7067
  • 営業時間 11時~18時
  • 定休日 水曜日

アクセス

  • 都電荒川線「庚申塚」駅より 徒歩1分
  • 都営地下鉄三田線「西巣鴨」駅A1出口より 徒歩8分
  • 都営地下鉄三田線「巣鴨」駅A3出口より 徒歩12分
  • JR「巣鴨」駅より 徒歩15分

すがもプロジェクト情報サイト「すがもかも」

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
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