緑豊かな山々が連なる自然豊かな風景で、青空の下に広がる森林と遠くに見える山並みが見える景色の写真

まずご報告を。
先日、南三陸町内の森林 計1,314.85ヘクタールがFSC(Forest Stewardship Council(R):森林管理協議会)におけるFM(ForestManagement)認証を取得しました。
「適正に管理されている優れた森である」という国際的な証しです。
おめでとうございます!

緑豊かな山々が連なる自然豊かな風景で、青空の下に広がる森林と遠くに見える山並みが見える景色の写真

取得前より、町内の林業関係者は国際認証のブランド力を見込み町の材を広く売り出すための準備を進めてきました。
その一つが「山さ、ございん」プロジェクト。
南三陸の杉に注目し、その保護と育成、木材としての活用はもちろんのこと地域の自然の魅力でファンを増やし交流人口拡大までも目指すという山を舞台にした大プロジェクトです。

スライドに「南三陸杉」の文字と翼のような羽の形が縦に3つ並んだようなロゴが映されていて、講演者が説明している講演会の様子の写真

中でも一番に着手したのが人材育成です。
「山さ、ございん」ではこの秋より『南三陸杉デザイン塾』を開催しています。
こちらは8月に開かれたオープンセミナーの様子。

木の柱と大きな窓がある部屋で、複数の人々が椅子に座ってスクリーンの方を向いており、セミナーに参加している様子が写っている写真
緑色の作業服を着た男性が演台に立って聴衆に向かって話している様子がアップで写っているセミナーの写真

集まったのは町の林業に興味を持つ80余名。
登壇者の講演では南三陸杉の特性・歴史、地域環境への影響力の他復興計画の中で計画されている杉の活用方法等についても触れられました。
その多方面での魅力に、早速入塾を申し込む方もいたようです。

黒い服を着た男性がマイクを使って話しており、前方にはその話を聞いている複数の参加者の人々が座っている様子が写っているセミナーの写真
水上にかかる橋のデザイン画がスクリーンに映されていて、参加者たちがそれを見ている講演会の様子の写真

同塾は9月より本格開校し、南三陸杉から魅力あるインテリア・建物・雑貨を生み出す人材を育てるべく講義や視察を重ねているそうです。
町の山の代名詞ともいえる南三陸杉。
締まった目と美しい色味を持つ良材が、さらに国際認証というお墨付きを得ました。
今後の展開に期待したいですね。

緑豊かな森林の中に土の道が伸びており、周囲には背の高い木々と地面を覆う草木が広がり、木漏れ日が道に光と影の模様を作っている森の写真

「山さ、ございん」プロジェクト サイト

(日比谷)

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〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
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