白いシャツを着た男性が「エネルギーを無駄なく使う町、南三陸」というテーマで、バイオマスペレット事業を取り組んでいる南三陸町について発表を行っている写真

今日は、Meets Green南三陸3日目の様子のご紹介です。
この合宿を通して感じた事・学んだ事の発表と、意見交換会を行ないました。

南三陸町バイオマス産業都市構想をうけ、町のキャッチコピー、キャラクター、どうしたらもっと良い町になるかを考え、中高生の言葉でのプレゼンテーションが行なわれます。

白いシャツを着た男性が「エネルギーを無駄なく使う町、南三陸」というテーマで、バイオマスペレット事業を取り組んでいる南三陸町について発表を行っている写真
資料が映し出されたスクリーンの左側に立つ女性のグループが考えた「ゴミに命を与えるのは私たちだ!」のキャッチコピーが写され、原稿を読みながらゴミの有効活用による持続可能な社会を訴えた発表を行っている写真

「バイオガスやペレット事業に取り組み、資源やエネルギーの無駄のない社会への先駆者に。」
「本来処分されるゴミに、再びエネルギー資源としての命与えることができるのは、私たち自身。」
「行く機会がない、何をしたら良いかわからない、興味がないというのが現状だけど、現地を訪れる、現状を見て復興への取り組みを学ぶ、SNSや掲示板等で多くの人に発信するといった、今自分達にできることをしていきたい。」

緑のシャツを着た男性のグループが考えた「循環+思いやり=鏡の法則」のキャッチコピーが写され、スライドを見ながらバイオマス活用の理念を伝える活動の発表を行っている写真
チェック柄のシャツを着た男性が「まわるエネルギー〜次世代まで〜」というテーマで、持続可能なエネルギーの重要性について伝えた発表を行っている写真

「ごみや間伐材の再利用により、再び資源としてこの土地のどこかで生きて循環していく。」
「バイオマス産業都市構想を実現させるためには、皆が仲間のことを思いやり、助け合うことが必要不可欠。
相手を思いやり良いことをすると、その良いことが良いことを呼び、良いことの循環が生まれ、いずれ自分に帰ってくる。
そして思いやりの循環が生まれる。」

プレゼンテーションを聴いて、みんなが南三陸のことを真剣に考えてくれたのだと感じました。

木造の温かみある会議室で丸く椅子が並べられ、多くの若者や地域の人々が参加して意見交換を行っている、南三陸町のバイオマス事業に関するグループディスカッションの写真

この合宿で一番印象に残ったことは?との質問には、海のきれいさ、牡蠣殻、焼却灰、といった目に見える物だけではなく、農家の阿部さんの挑戦する姿勢、責任、思いやり、森・里・海・街のつながり、など実際に話を聞いて感じた、目には見えない事も挙げられました。

木目の壁に囲まれた室内で、「未来を担う自分たちが先頭にたって行動する。」という力強いメッセージがスクリーンに映されている様子をアップで撮影した写真

「いろんなことに挑戦していきたい。」
「自分以外の人のために何かしていきたい。」
「まず、家族や友達に伝えていくことをしたい。」

皆の言葉から、この合宿で随分多くの事を感じ、学んだんだということが伝わってきました。

“一人ひとりが当事者となり、協力して町づくりに関わる”ということが、大切なのですね。

3日間にわたる合宿の様子や、中高生による情報発信の詳細はこちらからもご覧いただけます!
Meets Green 南三陸face bookページ

次回のMeets Green南三陸は、11月1日~3日の日程で開催予定!
お問い合わせは下記よりどうぞ。
Meets Green 南三陸ホームページ

(高橋)

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