「南三陸木の家づくり互助会」のメンバー4名の男性が椅子に座って写っている写真

先週末から、町内の田んぼで稲刈りが始まりました。
今年の新米を楽しんだ家庭も多かったようです。収穫の秋ですね。

さて、高台移転に伴う造成工事が本格化してくる中で、町内外の有志によって「南三陸木の家づくり互助会」が、9月4日に設立されました。
役員・事務局として24名の方がいらっしゃる中、今回は4名の方からお話を伺いました。

「南三陸木の家づくり互助会」のメンバー4名の男性が椅子に座って写っている写真

互助会に加入する会員同士で、労働力や保有している山の材木などを提供しあうことで、少しでも家の建築費を抑えられるようにすることと、森林資源の活用を通して町を活性化することが目的です。

木材で組み上げられた建物の骨組みの中で、作業員が足場を使ってクレーンから吊るされた木材を取り付けようとしており、木造建築の建設が進む様子がわかる写真

互助会が推薦している板倉構法の家は、一定規格にカットしておいた部材を、一枚一枚、柱にはめ込んでいくという日本の伝統的な建設方式。
特徴は、大工さんでなくても一部の作業を手伝うことができ、工期も短いことです。

柱と梁の構造がしっかりと組まれた建設中の木造施設の一部を、壁の木目や接合部がよく見える角度から撮影している写真

既に、志津川小学校仮設住宅と平成の森仮設住宅にて、相談会を実施。
これから他の仮設住宅にも順次説明して回り、「木の家を建てるにはどうしたらいいのか」という問合せに対応していきます。
木の家づくりのモデルハウスとなっているのは、さんさん商店街隣の「さんたろう館」。
同じく板倉構法を用いて、今年度中に入谷には食堂を、戸倉には集会所を建設予定です。

自然に囲まれた敷地に建てられた、木のぬくもりを活かした新しい二階建ての「さんたろう館」の外観写真

家は、生活の基盤となる大切な場所。
町民の皆さんが安心・納得して住めるような家づくりが大切ですね。
南三陸木の家づくり互助会
 お問い合わせ:

  • 事務局 清水信義さん(080-3086-1187)
  • 事務局 渡辺啓さん(090-1219-5676)

(安藤)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
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