ホワイトボードとスクリーンのある明るい会議室で、前方に立つ男性の話を、複数のテーブルに分かれて座った参加者たちが話を聞いたりしている写真

水産業の担い手がビジネスを学ぶ場『三陸フィッシャーマンズ・キャンプ』。
南三陸合宿2日目の午後、参加者たちは昨日と同じまなびの里 いりやどで各々の事業戦略を発表していました。

ホワイトボードとスクリーンのある明るい会議室で、前方に立つ男性の話を、複数のテーブルに分かれて座った参加者たちが話を聞いたりしている写真

プランはこの2日間で練り直されています。
が、講師陣から見ればまだ改良すべき点が多いようです。
カリキュラムを共にした仲間からも鋭い質問やアドバイスが投げられます。

正面にスクリーンがある会議室で、話を聞いている男性たちの後ろ姿と、発言者の方向を見つめる二人の男性の表情が印象的な写真
ペットボトルや資料が並ぶテーブルで、ノートにメモを取りながら集中して講義を受ける参加者たちが座っている写真

「オイスターバーをするなら産地食べ比べができた方がいい。地元のカキの良さもはっきりするからね。」
「いいところは分かりやすくアピールしなきゃ。」
「そのまま店名にしちゃったら?」

ダメ出しする方もされる方も、なぜか楽しそうです。

木製の引き戸が並ぶ部屋で、複数のテーブルに分かれて着席した参加者たちが講師の話に耳を傾けている写真

「南三陸の漁師さんは寡黙なイメージがあったのですが、思った以上に積極的でした。
 新しいネットワークも生まれているようですね。」

講師の一人で東の食の会事務局代表、高橋 大就さんはそう話します。

びっしりと手書きされた議題や意見が書かれているホワイトボードの上に手を置き、笑顔で説明をしている男性講師の写真

月1回、全3回コースの『三陸フィッシャーマンズ・キャンプ』ですが水産業への志を持つ方であれば2月の回からの参加も可能だそうです。
(文末のお知らせをご覧ください)

「南三陸町のほか気仙沼・塩釜などからも参加者が集まっています。
 ライバルではありますが、ぜひ他地域の同業者の皆さんと交わってください。
 そういった交流によって自分の地域の良さが分かり、また新たな発想にもつながります。」
(高橋さん)

事実、過去のキャンプでの出会いから若手漁師団体『一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン』が誕生しています。
現在「真にカッコよく稼げるフィッシャーマン」となるべくイベント出展や商品開発の実績を重ねているそうです。

「FISHERMEN, BE AMBITIOUS!」と書かれたスライドの前で、緑の服を着た男性が漁業者に向けて話をしている写真

水産業の振興は国の未来を大きく左右するものです。
いま三陸のフィッシャーマンズが動き出しています。

明るい室内で参加者たちがグループに分かれて談笑しながら意見交換をしている様子がにぎやかに映っている写真

三陸フィッシャーマンズキャンプ 南三陸合宿 第2回のお知らせ

  • 開催日:2月13日~2月14日
  • 事務局より:
    第2回は『小さな会社を強くするブランドのつくり方』というテーマで、商品の価値をいかにお客様に伝えるかについて学びます。
    漁師や水産加工業に従事している方を中心に、まだまだ参加者を募集しておりますので、第1回に参加できなかった方も是非ご参加ください。
    ご応募はこちらから。

 三陸フィッシャーマンズ・キャンプ南三陸合宿(第2回)参加応募フォーム
 http://goo.gl/forms/HiAPSLDTta

 お問い合わせ:一般社団法人 東の食の会 サイト

(日比谷)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
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