川沿いに重機と作業車が停まり、川の中にはネットの仕切りが設置されている鮭の捕獲施設の設置工事現場の写真

今週はずっと雨模様の天気。週末の台風には皆様くれぐれもお気をつけください。

10月下旬。志津川の八幡川に鮭の捕獲施設が設置されました。

これは志津川湾から遡上してくる鮭を捕獲して採卵するための施設で、鮭が帰ってくる12月下旬までの間、設置されています。

川の中に斜めの金網とネット状の仕切りが設置されており、遡上してくる鮭を誘導し捕獲するための構造が見える、鮭捕獲施設の写真
網と鉄パイプで作られた構造物が川の中に組まれ、一部に木製の足場が設けられている捕獲施設の詳細部分の写真

採卵した卵を稚魚として育てた後に放流すると、放流された稚魚の1%が、南三陸の川に4年後に戻ってくるのだそうです。(詳しい説明は、観光協会発行の会報誌「南三陸vol.6」に掲載されています。)

流れがまっすぐに続いている川の水面を写した写真

水尻川にも同じ施設が設置されました。

コンクリート護岸の脇から木製の足場と網の柵が川の中へ延びている鮭捕獲施設を写した写真
川を渡すように柵が設置され、左側には足場が設けられている鮭捕獲施設の写真

他にも今月中に、戸倉地区の水戸辺川に捕獲施設が設置され、戸倉の折立川には、鮭が遡上しないように止める施設を設置する予定だそうです。

南三陸生まれの鮭たちが、何千キロもの距離を旅して帰ってきます。

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