テレビカメラによる撮影が行われる中、「タブの木」と書かれた看板の店舗の前で青いジャケットを着た数人がこぶしを握った手を挙げている、漁協直販所のオープンの様子の写真

町中の花が一斉に咲き始めました。
水仙、梅、椿、桜。
この週末は贅沢なお花見ができそうです。

さて先週4月14日。
戸倉地区津の宮(とぐらちくつのみや)に町内で初めてとなる漁協直販所がオープンしました。

テレビカメラによる撮影が行われる中、「タブの木」と書かれた看板の店舗の前で青いジャケットを着た数人がこぶしを握った手を挙げている、漁協直販所のオープンの様子の写真

わかめやホタテ、牡蠣などの養殖が盛んな戸倉地区ですが震災ののち、地区内で再開したお店はまだ数えるほどです。

「新鮮で安全な海産物を低価格で販売することで戸倉地区に人を呼びたい。」

国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンの支援を受け津の宮漁港に仮設直販所を設置。
漁港目前、青島に群生する天然記念物にちなみお店は「タブの木」と名付けられました。

海辺に屋台が立ち並び、その近くに車が停められていて、左奥には青島が見え、海には小島が見える風景を写した写真。

(左奥が青島です)

オープン初日、三陸わかめや初物の銀鮭が並ぶなか、目玉はホヤ。
震災後ほとんど獲れなかったホヤがこの日は1500個用意されました。

ゴツゴツした袋のような形で赤みの色をしたホヤが青いかごの中にたくさん入っており、透明のビニール袋に入れている様子の写真

2年ぶりの販売を聞いて駆けつけたお客さんは「あんだ食べ方知っでる?うめのよーこれ。」売り場の長い順番待ちでも上機嫌です。

駐車場には仙台ナンバーや他県ナンバーの車もみられ、遠くから海の幸を楽しみに来てくださったことが伺えます。
ホヤはあまりの売れ行きに急遽追加分が運び込まれ、結果1日で4000個以上売れてしまったそうです。
多くの方が戸倉「タブの木」のファンになりますように。

数人の人々が屋外でテーブルを囲み、手袋を着けてわかめの袋詰めに取り組んでいる様子の写真
屋外のにテントやテーブル、ベンチが設置され、多くの人々が集まってにぎわっている様子を写したイベント風景の写真
男性が笑顔で大きな魚を両手で持ってカメラに向かって見せている写真
屋外で麦わら帽子をかぶった男性が網の上で殻付きのホタテを焼いている様子を写した写真

漁協直販所 タブの木
宮城県本吉郡南三陸町戸倉津の宮5

  • 営業時間:10時~16時
  • 定休日:水曜日
  • 電話:0226-47-3521

(日比谷) 

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ