漁港に横付けされた小型船から銀色の魚を入れたカゴを岸の作業員に手渡し、複数の漁師が連携して水揚げ作業をしている様子の写真

12月6日、志津川魚市場に行ってきました。

元々の魚市場は東日本大震災で被災したため、仮設魚市場として昨年10月にオープンしたところです。辺りがまだうす暗い朝6時ごろ。すでに岸壁では漁師さんたちがシロサケの水揚げをしていました。

南三陸は昨年までシロサケの水揚げが8年連続で宮城県一の大産地。サケは平均4年で戻ってくるそうで、今年獲れたサケは、震災前に放流したもの。

水揚げされたシロサケはすぐに市場に持ち込まれ、選別作業。身がしまったオスといくらの入ったメスを見分けているようですが素人目にはまったく違いがわかりません(笑)

屋根付きの施設内で、水揚げされた魚を仕分けるため、作業着を着た人々がベルトコンベアに並んだ魚を見ながら選別している様子の写真

それにしても大きいです!

ベルトコンベアの上に並べられたたくさんのサケを青い手袋をはめた作業員が丁寧に選別している様子の写真

7時には、場内ベルがなって競りが。
サケの入ったトレーがところ狭ましと並べられ、仲買人のみなさんが目をつけていきます。

数匹ずつサケが入った青いプラスチック容器が整然と並べられている志津川仮設魚市場の写真

競り人の威勢がいい掛け声とともに競りが始まりました!言葉が早すぎて、なんと言っているのかわかりませんが仲買人さんがひとつずつ買っていきます。

魚の入った青い容器の周りに人々が集まり、何人かがメモ帳や紙を持っている様子が写っており、魚の競りが行われている様子の写真

一般の方の見学もOKとのことなので、みなさんものぞいてみては。

高い天井の屋内市場で、青い容器に入った魚を複数の人が仕分けたり扱ったりしている志津川仮設魚市場の写真

南三陸町 志津川仮設魚市場(南三陸町志津川字旭ヶ8)

おまけ:サケの見分け方(補足:志津川魚市場のトイレ表示です。)

志津川魚市場のトイレの入り口に、青と赤のさけのイラストで男女を示す表示がされている様子の写真

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ