トラックの荷台で商品を整理している人がおり、その周囲には整然と並べられた複数の箱や商品が置かれている様子が写っている写真

戸倉地区の水戸辺仮設住宅に響く歌謡曲の音色。
到着したのは1台のトラックです。

トラックの荷台で商品を整理している人がおり、その周囲には整然と並べられた複数の箱や商品が置かれている様子が写っている写真

こちらは同地区出身 佐々木店長の営む移動販売車。
もともと地元で愛されてきたスーパーマーケットであり、店長のお父様である先代の時代から店舗・移動販売車の両方で営業を続けてきました。

震災後は店舗を閉めこの車で週6日、戸倉地区を中心に各集落を回っているそうです。
常連さんに混じって車内へお邪魔してみました。

左側にスナックやインスタント食品などの食品が並ぶ棚があり、右側には肉類などの生鮮食品が入った冷蔵ケースが設置された、狭いながらも整理された明るい移動販売車内で数人の客が商品を選んでいる様子が写っている写真

足元から天井までびっしりと並ぶ生鮮食品、調味料、菓子類。
コンパクトな車体からは想像できないほどの品揃えです。

色とりどりのパッケージの調味料、乾物、魚肉ソーセージなどの食材が棚にぎっしりと並べられている様子が写っている写真
冷蔵棚の中に、発砲トレーに入った様々な種類の魚の切り身が包装され、ラベルが貼られて整然と並べられている様子が写っている写真
白い網棚に、バナナ、きゅうり、きのこ、葉物野菜などの新鮮な野菜や果物が並べられ、多くがビニール袋に包まれて陳列されている様子が写っている写真

精肉の種類も多いですね。
町内にはお肉屋さんが少ないので(なにしろ漁業の町ですから)嬉しいところです。

冷蔵棚の中に、発砲トレーに入った牛肉や豚肉が整然と並んでいる様子が写っている写真

「品数の多さでは他所の店に負けないよ!」
と仰る、佐々木店長。
奥様と二人でお店を切り盛りしています。
明るいご夫婦とのお喋りを楽しみにするお客さんも多いようです。

ロゴ入りの帽子と黒いジャケットを着用した佐々木店長の写真

店長のもう一つの自慢は機動力の高さ。
大きな車両では入っていけない集落へもこの販売車であれば商品を届けることができるそうです。
この後も他の仮設住宅へ移動し、夜9時までお店を開くとのお話でした。

地元のお得意さんたちのため移動スーパーは今日も町を走ります。
どうぞお気をつけて!

(日比谷)

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