紅葉の木々が並ぶ屋外の通りに白いテントが連なり、多くの人が歩いたり商品を見たりしている様子が写っている写真

今回の南三陸なうは出張編。
10月31日土曜日、山形の大きなイベントに南三陸町のブースが出ると聞きつけ山形県酒田市 国体記念体育館にやってまいりました。

紅葉の木々が並ぶ屋外の通りに白いテントが連なり、多くの人が歩いたり商品を見たりしている様子が写っている写真

催されているのは『やまがた庄内農山漁食まつり&全国ねぎサミットin酒田2015』。
おらほの産業を引っさげて県内・全国から数々の企業・自治体が軒を並べました。

体育館のような屋内会場で、さまざまな野菜や加工品のブースが並び、多くの来場者が買い物や見学をしている写真
ステージ上でジャージ姿の若者たちが整列し、後方に「やまがた庄内農山漁食まつり」と書かれた横断幕が掲げられている写真

特に多いのが食産業。中でもねぎを強く推すブースは20以上。
全国の有名なねぎ産地が、物販・試食・ゆるキャラ等で自慢のねぎをアピールします。

透明な袋に入った長ネギが大きなカゴに並べられ、販売員が手で持ち上げている写真
ネギのような角を持つウサギのような生き物をモチーフにしたゆるキャラ深谷市の「ふっかちゃん」の写真
机の上に「下仁田葱 300円」と書かれた表示があり、土付きのネギが大量に並んでいる写真

うわあ~お客さん、どっさり買いましたね!

帽子をかぶった高齢の女性が、購入したたくさんの長ネギを笑顔で両手に抱えている写真

「こんな機会めったにないから、いろんな産地のネギを買ってみました。
 家で食べ比べてみようと思っています。」
そんな喧騒の中、南三陸町のブースは…
オクトパスくん発見、あそこだ!
出店されていたのは『株式会社 南三陸農工房』。
南三陸町入谷地区でグリーンツーリズムを受け入れされている農園さんです。

屋内ブースにて地元特産品を販売するテーブルの奥に立つ出店者と、それを見ている来場者が写っている写真

町内でもこのところねぎの栽培が盛んになっていますからね。
南三陸農工房では今年『夏扇(なつおうぎ)パワー』という品種を扱っているそうです。
「つっても新参者だし、今回ねぎの販売はなくて試食だけ。
 うちで考案した“ねぎのレンジ蒸しチーズ載せ”、うめがら食ってみろ?
 ねぎの新しい食べ方をご提供、だ。」(南三陸農工房代表 阿部博之さん)

試食用の皿に並んだ焼き野菜のような料理が中央に置かれ、周囲には煎餅などのパッケージ商品が並んでいる写真

確かに試食は好評のようで、お客様が次々と足を留めていきます。
マルアラさん・千葉のり店さんの海産物やせんべい工房のおせんべいがよく売れていきますね。

タコの絵が描かれた法被を着た男性たちが、屋内のブースでお菓子などの商品を販売し、来場者と会話している写真

「南三陸から来たの?頑張ってね~。」
山形県庄内町は南三陸町の友好町。
たくさんの方が応援の声を掛けてくださいます。
中には「行ったことあるよ~」という方もおいでです。
また今回の出店は、南三陸を長く支援してくださっている酒田市の団体さんのご紹介がきっかけだったそうです。
これまでいただいた手助けの大きさをあらためて実感します。
一日のみの出店だった南三陸農工房。
収穫はありましたか?
「日本中の錚々たるねぎ産地の人達と話ができて勉強になったよ。
でもうちのねぎも負けてねえよ?
次回来るとしたら、今度こそうちのネギを買ってもらいてえな!」(博之さん)
本当に、そうですね!

「南三陸オクトパス君」と書かれた法被を着た男性と、緑色の戦隊ヒーロー風の着ぐるみキャラクターが並んでピースサインをしている写真

(日比谷)

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