多くの観客や人々が見守る中、道路上で獅子舞と山車が向かい合いながら祭りの演舞を行っている写真

昨日は関東地方で最大震度5弱の地震があったとのこと。皆さんお怪我などされていませんか?万一に備え、備蓄や避難路・ご家族との連絡手段等ご確認くださいね。

さて、先週末の三連休は各地で秋祭りが開かれていたようですね。
入谷地区では9月14日、入谷八幡神社の例大祭が催され、200年以上の歴史を持つ伝統芸能『入谷打囃子(いりやうちばやし)』が奉納されました。

緑色の獅子舞が迫力ある表情で踊る中、色とりどりの衣装を着た踊り手が扇子を持って対峙している写真

入谷地区4つの契約講(この地方にみられる地域の共同体)が持ち回りでご奉納する『打囃子』。今年の担当はたら葉沢(たらばさわ)講ですが、「震災の年はお祭できなかったから5年ぶりだわ」とのこと、久々の大仕事に、大人も子どもも毎夜の練習を重ねてきたそうです。

子どもたちが揃いの鉢巻きを巻き、華やかな衣装を着て山車の中で真剣な表情で太鼓を叩いている写真
笛を持った演奏者たちが並んで立ち、真剣な表情で音を合わせて演奏している写真

一行は旧林際小学校を出発し、踊りながら練り歩きます。

田畑が続く田舎道を、山車を囲むようにして祭り装束の人々が列を作り、ゆっくりと練り歩いている写真

八幡様に到着。五穀豊穣を祈り、お社の前でお囃子を披露します。

八幡様のお社前に多くの見物客が集まる中、派手な衣装の踊り手が獅子舞と向かい合って踊っている写真

更に向かう先は…。

鳥居をくぐって白装束の神職や氏子たちが旗を持って境内から道へと進んでいく行列の写真
青空の下、白装束や和装の参加者たちが赤黄の旗を掲げながら道路を練り歩く行列の写真

『御旅所』と呼ばれる一本松の下。ここには養蚕の神様がいらっしゃるそうです。

大きな一本松の下、巨大なピンクの花傘を囲むようにして多くの人々が集まり賑わっている写真
周囲の人々が見守る中、太鼓の音色に合わせて鮮やかな衣装を身にまとった少年が腕を大きく振って舞を踊っている写真

空の青、山の緑に鮮やかな行列が映えています。子どもたちの衣装の用意が大変、とお母さん方は仰います。
「小手とか帯とか、毎回手作りすんのよ。」、「4年ごとに七五三してるみたいなもんだわ。」

子どもたちが華やかな衣装を着て、紅白幕とピンクの花飾りで装飾された山車を運んでいる様子の写真
笑顔の青い法被を着た男性が、嬉しそうに笑っている小さな子をおんぶしている祭りの一コマの写真

田んぼも色づいてきました。祭が終われば、じきに収穫の季節です。

青空の下、黄金色の稲穂が広がる田んぼの向こう側に、花傘や人々が集まっている祭りの様子が見える風景の写真

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