緑の木々に囲まれた広い芝生の広場に舗装された道が通り、奥に白い建物が見える晴天の日の風景の写真

9月12日(土曜日)に、入谷にある「ひころの里」で開催された、南三陸町生活研究グループ連絡協議会主催の苔玉つくりにおじゃましました。
会員の皆さん12名が、参加しました。
南三陸町生活研究グループ連絡協議会は、町内の9つの生活研究グループで構成されています。

緑の木々に囲まれた広い芝生の広場に舗装された道が通り、奥に白い建物が見える晴天の日の風景の写真

会員は、入谷地区の人が多いですが、震災後、町外に転出して退会した人、仮設住宅に住んでいる人とさまざまです。
早朝から、苔玉つくりの準備に大忙しの菅原会長、佐藤副会長、指導役の首藤さん。
事務局の町産業振興課の氏家さんも、軽トラックに長テーブルを積んでやってきました。

「苔玉つくりは今年2回目だけど、前回とても良かったので、地区の人たちとも公民館で作りました。好評でしたよ!」
と、佐藤副会長は楽しそうに話されていました。

林の中で女性たちがエプロンや帽子を身に着けて集まり、片手にバケツや袋を持ちながら作業の打ち合わせをしている写真
「コスモス園」と書かれた案内板の前に、道沿いに咲くピンク色のコスモスの花々が広がっている写真
和風の建物の前に芝生と小道があり、その先に軽トラックと数人の人が見える静かな農村風景の写真

初めに、苔玉の基本となる土づくりから行いました。
ケト土という粘りのある土に、水苔、赤玉、もみ殻など水持ちがいいように混ぜ合わせます。
何か、子供たちの泥遊びに似ているような気もしてきます。(失礼)

数人の高齢女性が青や白の手袋をして、プラスチック容器に入った土を混ぜながら作業している写真
屋外で数人の女性がテーブルや地面で苔玉づくりの作業をしており、背後には草の斜面が広がっている写真

思い思いの植物を準備した土で包み込むようにして玉を作ります。
「根っこのしっかりしたのでないと、つがねがらねー!」
と話すのは最年長で指導役のレジェンド首藤。(補足:つがねとは根がよくつかないという意味です)
そして、美的センスが必要ですね!!皆さん真剣です。

新聞紙を敷いたテーブルの上で苔や植物を使って苔玉を作る作業を、二人の女性が手袋をして協力して行っている写真
木のテーブルの上に置かれた苔玉から若い植物が元気よく伸びている様子の写真
完成したたくさんの苔玉をテーブルに並べ、作業を終えた笑顔の女性たち十数名が一緒に記念撮影している写真

出来上がった作品を並べてもらいました!
参加者の山内さんは「足のある器に乗せて飾るとまたグッと引き立つから。」
とみんなにアドバイスして、和気あいあいのひとときでした。

(西城)

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