長机の周りに子どもたちと大人が集まり、紙や道具を使って楽しそうに工作をしている様子を写した写真

7月20日、南三陸ポータルセンターで「南三陸 子ども自然史ワークショップ」が開催されました。
たくさんの子どもたちが集まり、大賑わい。親子での参加者が目立ちました。
(前回の子ども自然史ワークショップの記事はこちら)

長机の周りに子どもたちと大人が集まり、紙や道具を使って楽しそうに工作をしている様子を写した写真
壁に魚の写真や説明文が貼られている展示会の様子を写した写真

このワークショップは、子どもも大人も一緒に遊びながら南三陸町の自然について詳しくなれるイベントです。
夏休みが始まった子どもたちにとって、お楽しみの一日。

段ボールで囲まれた中に青いシートが敷かれ、たくさんの丸いカードが入っており、その前で子どもたちが釣り竿を使ってカードを釣り上げる遊びを楽しんでいる様子の写真
子どもたちがテーブルの周りに集まり、青い皿に乗ったたくさんのダンゴウオカードに見入っている写真

ダンゴウオコーナーではつりゲームをして、ダンゴウオカードのミニ図鑑を作りました。

1人の子どもが、左手に鳥の顔が付いたミトンをつけ、オレンジ色の箱の中のものをミトンで取ろうとしている写真
部屋の中で赤いシャツと青いズボンを着た子どもがオレンジ色のマントと鳥のくちばしが付いた青とオレンジの帽子をかぶって立っており、周りにはカ青、赤、黄色の皿が乗った椅子が並んでいる様子の写真

鳥たちのエサコーナーでは、子どもが鳥の気持ちになってエサを捕まえました。
鳥の恰好が可愛らしい!

男の子が机に向かって塗り絵をしており、横から女性が覗き込んでいる写真
女性が黄色い機械を操作して缶バッジを作っている写真

南三陸の野鳥ぬりえバッジコーナーでは自分で色を塗った野鳥の絵を使って、その場で缶バッジを作ってもらいました。

手書きで「アンモナイトはなにのなかま?1.かたつむり、2.いか、3.ひつじ」と書かれ、それぞれのイラストが描かれているスケッチブックの写真
青いシャツを着た男性が「こたえは2.いかのなかまでした!!」とイラストとともに書かれたスケッチブックを持って立っている写真
青と黄色のアンモナイトのストラップを写した写真

アンモナイト化石レプリカのコーナーではアンモナイトについて学べます。
東北大学「みちのく博物学団」が北海道の北に位置するサハリン島(樺太島)と南三陸町で見つかったアンモナイト化石の説明をしてくれました。
プラスチック粘土をお湯に潜らせ、型にはめ込み、冷やして型から抜くとレプリカ完成。
好きな色のアンモナイト化石のレプリカをストラップにしました。

男性が南三陸の山の木を使った楽器作りをしている様子を男の子が見ている写真

南三陸の山の木を使って小鳥の声の楽器(バードコール)作り。
鳥のさえずりそっくりな音に驚きました。

みんなの町民憲章 虹色アートコンクールでは、南三陸町の町民憲章をテーマとしたアート作りに大人も子どもも想像力を働かせて取りかかりました。

ワークショップ開催の窓口となり準備をしてきたNPO法人 大阪自然史センター及びなにわホネホネ団団長の西澤さんによるとワークショップは2012年から開催して今回で5回目とのこと。
被災した「南三陸町自然環境活用センター(通称・ネイチャーセンター)」の再開支援の一環として携わっているとのことです。

主催者であるネイチャーセンター友の会 代表の鈴木卓也さん。

黄色のTシャツを着て首に白いタオルをかけた鈴木さんが笑顔で正面をむいている写真

「たくさんの子どもたちに、町に棲む生きものへの興味をもってもらい、好きになってもらいたいです。
 自然の豊かさのお蔭で生かされていることを理解して、これからも自然を大切にしていってほしいと思っています。」
鈴木さんは、自然史ワークショップを長く続けていきたいと語ってくれました。

(菅原)

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