
7月20日、南三陸ポータルセンターで「南三陸 子ども自然史ワークショップ」が開催されました。
たくさんの子どもたちが集まり、大賑わい。親子での参加者が目立ちました。
(前回の子ども自然史ワークショップの記事はこちら)


このワークショップは、子どもも大人も一緒に遊びながら南三陸町の自然について詳しくなれるイベントです。
夏休みが始まった子どもたちにとって、お楽しみの一日。


ダンゴウオコーナーではつりゲームをして、ダンゴウオカードのミニ図鑑を作りました。


鳥たちのエサコーナーでは、子どもが鳥の気持ちになってエサを捕まえました。
鳥の恰好が可愛らしい!


南三陸の野鳥ぬりえバッジコーナーでは自分で色を塗った野鳥の絵を使って、その場で缶バッジを作ってもらいました。



アンモナイト化石レプリカのコーナーではアンモナイトについて学べます。
東北大学「みちのく博物学団」が北海道の北に位置するサハリン島(樺太島)と南三陸町で見つかったアンモナイト化石の説明をしてくれました。
プラスチック粘土をお湯に潜らせ、型にはめ込み、冷やして型から抜くとレプリカ完成。
好きな色のアンモナイト化石のレプリカをストラップにしました。

南三陸の山の木を使って小鳥の声の楽器(バードコール)作り。
鳥のさえずりそっくりな音に驚きました。
みんなの町民憲章 虹色アートコンクールでは、南三陸町の町民憲章をテーマとしたアート作りに大人も子どもも想像力を働かせて取りかかりました。
ワークショップ開催の窓口となり準備をしてきたNPO法人 大阪自然史センター及びなにわホネホネ団団長の西澤さんによるとワークショップは2012年から開催して今回で5回目とのこと。
被災した「南三陸町自然環境活用センター(通称・ネイチャーセンター)」の再開支援の一環として携わっているとのことです。
主催者であるネイチャーセンター友の会 代表の鈴木卓也さん。

「たくさんの子どもたちに、町に棲む生きものへの興味をもってもらい、好きになってもらいたいです。
自然の豊かさのお蔭で生かされていることを理解して、これからも自然を大切にしていってほしいと思っています。」
鈴木さんは、自然史ワークショップを長く続けていきたいと語ってくれました。
(菅原)
