机には資料や文房具が置かれている複数の白いテーブルが設置された室内で、生徒たちが数人の教師に見守られながら、黒板の前に立つ発表者の話を聞いている様子が写っている写真

森里町海の産業に郷土文化、災害の歴史に復興まちづくりと多様な顔を持つ南三陸町。
いまやここは社会を知るための学びの場ともなっています。
7月上旬には宮城県角田市立金津中学校の校外学習が実施され、同校2年生37名が町を訪れました。

机には資料や文房具が置かれている複数の白いテーブルが設置された室内で、生徒たちが数人の教師に見守られながら、黒板の前に立つ発表者の話を聞いている様子が写っている写真

生徒たちは2泊3日の滞在中に語り部バスや漁業の見学、きりこ作りなどを体験。
2日目にはグループに分かれ、町内各地の仕事の現場に飛び込みました。

晴れた空の下、色とりどりの旗が風に揺れ、仮設テントやキッチンカーが並ぶ広場に数人の生徒が歩いている様子が写っている写真
プレハブのような室内で、女子生徒が椅子に座ってノートを持ちながら、カウンター越しに男性の話を聞いている様子が写っている写真

こちらは歌津地区の伊里前福幸商店街。
女子生徒たちが商店街に散らばり、店員さんへのインタビューや新商品の告知などを行っていました。

周囲には文房具や資料が並んでいる部屋の一角で、女子生徒がノートパソコンを操作しながら作業している様子が写っている写真
商品が陳列されている小さな建物の前で、ジャージ姿の2人の女子生徒がメモを取りながら話し合っている様子が写っている写真
様々な商品が陳列されているお店の中で、女子生徒がテーブルに向かってノートに書き込みをしながら、向かいに座る女性の話を聞いている様子が写っている写真
商品がたくさん並ぶ店舗内で、生徒が紙を手にして話しながら、カウンターの中にいる男性が笑顔で応えている様子が写っている写真

同じ頃、さとうみファームでは男子生徒たちが牧場清掃中。

羊がじゃれあっている屋根付きの動物小屋の中で、ジャージ姿の男子生徒たちが掃除をしている様子が写っている写真

「これ相当きついよー。」
「いつもはこの仕事を2人でしてんねんで。」
「マジで?すげー…。」

4人の男子生徒たちが動物小屋の中でスコップや一輪車を使って敷きわらを掃除・整備している様子が写っている写真

お疲れモードで休憩タイム。
さとうみファームスタッフの高橋真作さんに職場インタビューを行います。

野外の東屋の下で、生徒たちが紙を広げて椅子に座り、男性スタッフに職場インタビューをしている様子が写っている写真

「南三陸のまちづくりの課題は何があると思いますか?」
「それ俺が答えるの~?」

2年前に奈良から移住してきたという高橋さん。
南三陸は人の繋がりの濃さが魅力だと語ります。
その繋がりを大切に暮らしていきたい、とのお話を生徒たちがせっせと書き取っていました。

「そろそろ休憩終わりやけど、疲れたやろ。仕事やめて海でも行こか?」
「…いや、あそこ片づけてからにします。」

生徒たちは熊手を手に、再び羊小屋へ向かうのでした。
金津中学校 校外学習のレポートは次回へ続きます。

屋根のある小屋の中で数頭のヤギが餌箱の干し草を食べており、奥では白い作業着を着た男子生徒たちが掃除をしている様子が写っている写真

角田市立金津中学校 サイト

(日比谷)

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