本が置かれた和室の座卓を囲んで座っている十数人の人たちが、奥の椅子に座っている高齢の女性の話を熱心に聞いている写真

美しい田園風景が人気の入谷地区。
民泊や農業体験もいいけど、もっとディープな入谷に飛び込みたい!
そんな方には『入谷を学ぶワークショップ』をお勧めします。

本が置かれた和室の座卓を囲んで座っている十数人の人たちが、奥の椅子に座っている高齢の女性の話を熱心に聞いている写真

『入谷を学ぶワークショップ』は2013年9月、地域文化の保存・伝承と交流促進を目的に開講されました。
これまで自然探検会やお年寄りの半生を聴かせてもらう会など幅広いジャンルの勉強会を開催。
毎回数十人の来場を集めています。

前方に美しい山々が広がっている草原の坂道を、数人の男女がリュックや帽子を身につけて下っている後ろ姿の写真
手前のテーブルには眼鏡ケースや録音機が置かれ、白いカーテンの前の椅子に年配の女性が笑顔で座っている写真

こちらは先日11月20日に実施された『なつかしい味の夕食会』の様子です。
お母さん得意のはっと汁、お父さん自慢の手打ちそばなど入谷公民館に数々の手作り料理が並びました。

和室に並べられた長い座卓に多くの高齢者が座り、にぎやかに料理を囲んで食事をしている写真
テーブルの上に並べられた色とりどりの料理と紙コップが写っており、奥には数人の人々が食事を楽しんでいる写真

「いのはなごはんとおふかす(茸ごはんとおこわ)。」
「こっちはけのみあぶらつがったごた。
(こちらの料理にはカヤノミ油を使っているんですね。)」
「わだすたづわらすのころおっぴさんがつぐってげだの。
(私たちが子どもの頃曾祖母が作ってくれたんです。)」

「なつかしい味の夕食会」と書かれた黒板を背にした和室で、高齢者を中心とする人々がにこやかに会話をしている写真
沢山の手作り料理や黒糖焼酎の瓶が置かれているテーブルの前に座った三人の若い女性が、和やかに食事を楽しみながら笑顔を見せている写真

「くってけせ。」「けさいん。」
呪文のような地元ことばを聴きながらいただきます。
お料理の作り方や食べ物にまつわる思い出など、お話は尽きません。

色鮮やかなサラダや煮物、炊き込みご飯、鍋ごと置かれたはっと汁など多種多様な料理が並んでいるテーブルを、上から見下ろす構図で撮影した写真

「この次どうすっぺ。」
「冬っつえば手仕事か?わら細工とか。」
「正月っぽいものもいいねえ。」

愛すべき入谷の人と文化にどっぷり浸れる『入谷を学ぶワークショップ』。
今後も不定期で開催されるそうです。

白いカーテンの前で大勢の参加者が集まり、花束を手に持ち椅子に座った女性を中心に並び記念撮影を行おうとしている写真

お問い合わせ先:入谷公民館 0226-46-5103

(日比谷)

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