付箋がつけられた語り部教室で使われている「民話と伝説」の表紙の冊子が2冊重ねて置かれている写真

昨日の強風はおさまり、肌寒くも穏やかな朝。
桜の開花は例年より早まるようですね。春が来るのが楽しみです

3月12日、歌津コミュニティ図書館では「語り部教室」が開かれていました。

付箋がつけられた語り部教室で使われている「民話と伝説」の表紙の冊子が2冊重ねて置かれている写真

講師はラジオや講演会などで民話の語り部をなさっている「しづがわ民話の会」仲松敏子先生。

この図書館で月1回、町内に伝わる民話を中心に教えています。
自身も被災者である仲松先生ですが震災によるショックが語り部の活動により和らいだといいます。
多くの方々に接し、自分の語りに共感してもらったことや民話を語り継ぐという使命感から生きる力を取り戻すことができたのだそうです。

机に書類を広げて、席についている関仲松敏子先生の写真

この日のお教室では生徒さんたちがそれぞれ覚えてきた民話を1編ずつ語り、先生より語り口のペースや間の取り方などの指導を受けていました。
皆さん終始笑いに包まれ、学ぶことを楽しんでいるご様子でした。

白いテーブルを囲んで仲松先生や生徒の方々4人が座り、楽しそうに談笑している様子の写真

歌津公民館主幹の高橋さんによると、歌津コミュニティ図書館では「語り部教室」の他にも川柳やヨガ、4月からは「美肌教室」など様々な講座が用意されているそうです。
趣味や学びの場に元気の輪が広がるといいですね!

白とグレーの外壁を持つ長方形の建物の歌津公民館の外観写真

歌津コミュニティ図書館・魚竜
開館時間:午前9時~午後5時
住所:南三陸町歌津字枡沢28番地1
お問い合わせ先:歌津公民館 0226-36-2071
(日比谷)

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