和室の畳の上に設置された長机の席に座って話を聞いている参加した高齢者に向かって、紺色のシャツを着たスタッフが紙を持ちながら説明している写真

7月初旬、入谷地区 岩沢文化センターでシルバークッキングが行われました。
入谷公民館の職員と町の栄養士さんが中心となり開催された、このシルバークッキング。
集まったのは、下は70代から上は90代までの岩沢区 老人クラブ「福寿会」の元気な16名です。

初めに、岩沢にある「芳賀商店」の店主であり福寿会 会長の芳賀利行さんより開会の挨拶がありました。
「知れた仲ではありますが、これからも積極的に集まりに参加して、皆さんと一緒に有意義な時間を過ごしていきたいと思います。」

和室の畳の上に設置された長机の席に座って話を聞いている参加した高齢者に向かって、紺色のシャツを着たスタッフが紙を持ちながら説明している写真
イラストや文字で栄養や健康について説明されている「シルバークッキング献立」の配布資料がテーブルの上に広げられている写真

町の管理栄養士の山田俊輔さん。
町内出身で、昨年までは仙台の病院に勤めていたそうですが、今年4月から町の職員として活躍されています。

窓際に座った高齢の参加者たちがテーブルに肘をついて資料を見ながら真剣に話を聞いている写真
男性が椅子に座り、周囲の女性たちが楽しそうに話を聞いている写真

参加者たちは順番に“自己紹介”と“食事で気を付けていること”を一人ずつ発表。
栄養士の山田さんから、食事指導と本日のクッキングのメニュー説明があり、皆さん、真剣な表情で聞いていました。

調理室で、エプロンと三角巾をつけた女性たちが野菜を切ったり洗ったりして料理の準備をしている様子の写真

調理室ではクッキングが始まりました。
本日のクッキングにピンクのエプロン姿の“食生活改善推進員”のお二人が駆け付けてくれました。
食生活改善推進員とは町の組織活動として「食生活を通じた健康づくりの推進活動」を実施している、町民からなる団体です。

男性スタッフが調味料が入ったボウルを混ぜながら参加者の女性と話している様子の写真
まわりの女性たちが手元を見守っているなか、参加者の女性が水を出しながら野菜を洗っている写真

孫のような、息子のような、若い男性の栄養士さんと一緒にクッキング。
お母様方はニコニコした表情になっていました。

3人の参加者がのぞき込んで見ているなか、赤い三角巾をつけた男子スタッフがお椀によそいだご飯を計量している写真
エプロン姿の女性たちが出来上がったお弁当のおかずやごはんを容器に盛り付けて配膳している写真

栄養士の山田さんがご飯の計量をしていると、「普段量ったりしないからねぇ」と言いながら興味津々で覗き込む皆さん。
盛付と配膳を皆で協力して行いました。

ごはん、2種類の野菜を使ったおかず、水ようかん、スープが入った健康的な手作り弁当が箸と共にテーブルに置かれている写真

出来上がりました!
メニューは、ご飯、豚バラとキャベツのピリ辛みそ炒め、もやしときゅうりの胡麻酢和え、和風卵スープ、水ようかん。
「栄養バランスも良くこの季節にぴったりなメニューです!」

ロの字型に長机が設置された畳の部屋で、手作りのお弁当を食べながら和やかに過ごしている参加者の写真

皆で作ったご馳走を、味わいながらいただきました。

若々しい皆さん、今後も集まりに参加して、有意義な時間を過ごしてほしいと思います。

(菅原)

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