自然光が差し込む窓のある室内で、2つ並べて置かれた丸いテーブルの周りの椅子に高齢の男女7人と一人の女性が座り、和やかに会話をしている様子の写真

7月17日、雨の日。
戸倉地区坂本にある「南三陸町デイサービスセンターとぐら」に行ってきました。
小規模通所介護施設として2014年1月30日に開所して現在戸倉地区の高齢者の方が利用しています。

お邪魔すると、雨の音にも負けない賑やかな皆さんの話し声。

自然光が差し込む窓のある室内で、2つ並べて置かれた丸いテーブルの周りの椅子に高齢の男女7人と一人の女性が座り、和やかに会話をしている様子の写真
木製の壁に紫や赤、緑の折り紙で作った花を青やピンクの養子に貼りつけて作ったアジサイの作品がたくさん展示されており、左側にはピンクの包装に包まれた白い蘭が置かれている写真

本日の利用者は80代の方8名で、定員は1日9名だそうです。
スタッフは看護師を含め5名体制とあって、個人に合わせた対応がしやすいとのこと。

フローリングの部屋で、壁には色とりどりの絵が飾られ、大きな鏡が設置されている写真
明るい紫色の壁に囲まれた廊下の片側に複数の木の扉が並び、そのうちの一つの前に女性が立っているところを後方から写した写真
介護用の特殊な浴槽のそばに女性が立ってリモコンを持っており、浴槽の横には車輪付きの黄色い入浴用椅子が置かれている写真

施設はトレーニングルームと談話ホールの大きな二部屋に休憩用の和室が一部屋。
トイレや入浴室は3枚連動引戸で利用しやすいつくりです。
入浴室はお風呂と介助入浴装置がありました。

壁に展示された4枚の浦島太郎のちぎり絵パネルの写真

施設の管理者は社会介護福祉士の熊谷悦子さん。
「施設立ち上げの際、“浦島太郎のちぎり絵パネル”を皆で記念に作成しました。」
スタッフの下書きに色紙を貼ったのは利用者さん。波の色使いがとても素敵です。

高齢の男性が室内に設置された黒いパチンコの台で楽しんでいる様子を女性スタッフが後ろからみている写真

戸倉地区から通っているおじいさん。
寄贈されたパチンコ台で、楽しく手と目と頭の運動をしています。
「週一回の楽しみに通っていて、ここに来ると皆と話しが出来るので嬉しいです。」

木製のデッキの上に複数の長方形のプランターが並べられ、それぞれにさまざまな緑の植物が育っている写真

ウッドデッキではミニトマト、キュウリ、インゲンなどを利用者とともにプランター栽培していました。
実がなると収穫して昼食に加えて提供されているそうです。

大きな窓から外の景色が見える室内で、円形のテーブルを囲んで数人の高齢の女性が座り、布やハサミ、ぬいぐるみなどの材料を使って手芸活動に取り組んでいる写真
二体のクマのような手作り布人形で、一体は緑と白のチェック柄で青いボタンの目と青い刺繍の鼻と口、赤いリボンを首につけ、もう一体は花柄で青いボタンの目と刺繍の顔、黄色いリボンを頭にをつけたものを、木製の台の前で両手に持っている写真

楽しそうに作っているのはボタンやリボンで飾り付けしたぬいぐるみ。
可愛らしく仕上がっていました。

大きな窓から自然光が差し込む明るい室内で、テーブルの周りに座った高齢者の方々と、その前後に立った職員の女性2人が腕を前に伸ばして体操をしている様子の写真

午前は頭を使ったので、午後は体を動かし適度な運動を。
「きよしのズンドコ節」に合わせて全員で踊りました。

「一人一人の利用者に優しく寄り添い、出来ることを伸ばしてあげながら、 一定の体力を低下させないよう気を付けています。
 晴れの日は外で気分よく体操や筋力UPの運動を取り入れて行っています。」
   (熊谷さん)

施設では毎月、季節の行事をやっていて、7月は「七夕まつり」でした。
七夕飾りや流しそうめんを楽しんだそうです。

大きなテレビの前で、湯飲みが置かれた二つの丸い木製テーブルを囲んで人々が座り、会話を楽しんでいる様子の写真

計算したり、小説を書いたり、雑巾縫いをしたり、皆さんそれぞれ好きなこと、出来ることをしていて有意義に過ごしていました。

(菅原)

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