室内のテーブルを囲んで参加者の方々が座っており、佐藤秀昭さんからアドバイスを受けている様子を写した写真

南三陸町ではいまグリーンツーリズム・ブルーツーリズム等、自然を体感できる観光が盛んです。

なかでも「ゆとりっぷproject」は「入谷の地元っ子が提案する、南三陸の魅力を楽しむ企画」を展開するためこの6月にスタートしたばかり。
その企画第一弾「夏の巻~カメラ片手にのんびりあぜ道編」に参加させてもらいました。

7月13日、土曜日の昼下がり。
入谷地区「いりやど」に集まったのは7人のカメラ女子。
この日の参加者は地元の方、県内出身者、他県から来た方と様々です。

室内のテーブルを囲んで参加者の方々が座っており、佐藤秀昭さんからアドバイスを受けている様子を写した写真

「入谷の魅力を歩いて探し、それをカメラで切り取ってみよう」という今回のプログラム。

町の自転車屋さんであり、写真家でもある佐藤秀昭さんから自然を撮影するためのアドバイスを受けます。
「光の当り方に気をつけて」「距離や角度も色々試してみるといいよ」いざ出発です。

小雨の降る中、傘をさした3人が道ばたに咲くピンク色の花の横を歩いている写真

この日は弱雨。
他が暗い分、入谷の特色である緑が殊に鮮やかでした。

緑や赤みがかった葉に雨のしずくがたくさん乗っている様子を接写で写した写真

「お祭りの日は一本松の下でお囃子を踊るんです。」
「この山の名前には恐い謂れがあって…」
生粋の入谷っ子、佐藤利昭さんにガイドしてもらいながら各々カメラで風景を切り取っていきます。

大きな一本松の木のそばを数人のグループが傘を差して歩いており、奥には霧に包まれた田園風景が広がっている写真
森の中にある神社の赤い鳥居の前で、数人の参加者が石灯籠に囲まれて立ち止まっている写真
山のふもとに広がる農村集落とビニールハウス、そして霧がかかった森林が広がる風景写真

ひころの里に到着、お団子で一服。
参加の皆さんお互い初対面でも、もう共に半日歩いた「同志」です。
撮った写真を見せ合いながらお喋りが弾むのでした。

畳の部屋で座卓を囲んで女性たちが和食を楽しんでいる様子の写真

入谷の自然と文化をめぐるコースは4時間弱で終了。
地元の方だけが知る撮影スポットも堪能でき、全員大満足です。

事務局 安藤仁美さんによるとこのプロジェクトは4人の女性の呼びかけで起ち上がったとのこと。
「女の子目線で町を見ると観光ツアーやボランティア活動とは違った魅力が見つかるんですよ。
ゆとりっぷprojectで『ゆるさ』を楽しんでくださいね。」

写真は9月中旬、同地区で開催のアートフェスティバルで展示される予定だそうです。
また来たくなってしまいます。

ゆとりっぷproject

(日比谷)

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
本ページに関するお問い合わせ