体育館のような広い会場でスーツ姿の人々が立ち上がり、テーブルを囲んで歓談しながら飲み物を手にし乾杯を行っている写真

三箇日が明けた1月4日。
町内では地区ごとに新年の会合が開かれていました。
こちらは『歌津地区 新春のつどい』会場です。

体育館のような広い会場でスーツ姿の人々が立ち上がり、テーブルを囲んで歓談しながら飲み物を手にし乾杯を行っている写真

「いまだ、心から祝う気持ちになれない方もおいでのことと思います。
 あらためまして皆様。
 新年あけましておめでとうございます。」(すばらしい歌津をつくる協議会会長 千葉光雄さん)

「歌津地区新春のつどい」と書かれた横断幕と国旗と町旗が掲げられた壇上で、スーツ姿の男性が演台に立って挨拶をしており、その前に着席した人々が話を聞いている写真

同協議会会員を中心に、平成の森アリーナに約40名が顔を揃えました。
佐藤仁町長より昨年の復興事業進捗について報告がなされたほか町議会議長 星喜美男さんからは祝辞が、南三陸商工会副会長 千葉教行さんからは商店街と地域の歴史の復興・継承についてスピーチが行われました。

高い天井の会場で、複数のテーブルに分かれた参加者たちが座って式典を見守っている写真

一方、こちらは同日の『入谷地区 新春のつどい』。

「入谷地区 新春のつどい」と書かれた横断幕と国旗と町旗が前に飾られた室内で、多くの参加者が長机を囲んで食事と会話を楽しんでいる様子の写真

各行政区長、地元農業団体会員、青年部員などなど100余名が出席。
入谷婦人会の手料理が振る舞われ公民館に和やかな談笑の声が広がっていました。

数名の女性が蒸気の立ち上る鍋から汁物をよそい、手分けして配膳している様子の写真
刺身や惣菜などが並ぶテーブルを囲んだ人々が、お酒をついだり、笑顔で談笑しながら楽しんでいる様子の写真

翌日5日には公的機関も始動し、南三陸町仕事始め式や辞令交付式が行われました。
町主催の新年懇談会には招待客として県議・町議・代議士、地元団体代表らも列席。
およそ100人が町民憲章を唱和し、故郷への思いを新たにしました。

スーツ姿の二人の女性が並んでマイクの前で両手に紙を持ち町民憲章を唱和している写真
シャンデリアのある宴会場で、黒いスーツ姿の男性たちが起立し、同じ紙を手にして町民憲章を唱和している写真

「町民の方々のお気持ちからすれば町の復興の取り組みは決してスピードがあるという風には思われていない、とも感じております。
 長く険しい道のりであります。
 しかし決して倒れず、屈せず、立ち止まることなく、小さくてもキラリと光る町を取り戻すため、全身全霊を捧げ町政運営に当たって参ります。」(佐藤仁町長)

国旗と花の飾りのある演台に立ち、スーツとオレンジ色のネクタイを着た佐藤町長が挨拶を行っている写真

震災後4年目の今年は南三陸町誕生10周年の節目の年でもあります。
しばしの休息が明け、町の2015年が始まりました。

円卓が並ぶ広い宴会場で、多くのスーツ姿の男性たちが正面の壇上に注目しながら着席している写真

(日比谷)

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