南三陸町ペレットストーブ導入ガイドリーフレット表面

昨日に続き晴天の朝。空気が澄んでいるため空も青く気持ちが良いです。

本日は、10月の広報にも掲載されている「ペレットストーブの購入補助について」町からご案内をします。

町では、自然環境に優しいバイオマスエネルギーである木質ペレット燃料の利用を推進しており、新たにペレットストーブを購入・設置される方に対して、「宮城県」と「南三陸町木質バイオマスエネルギー利活用推進協議会」から補助金を交付します。

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  • 事業内容
    • 県補助 … 購入・設置に係る事業費の2分の1以内 (上限10万円)
    • 協議会補助 … 県補助残額の2分の1以内 (上限25万円)
  • 募集期間: 産業振興課までお問合せください。
  • 受付台数: 50台(先着順)
  • 申込先 : 南三陸町木質バイオマスエネルギー利活用推進協議会(事務局:産業振興課)
  • 問い合せ: 産業振興課 農林業振興係 (0226-46-1378)

今回の補助を利用することで、通常であれば35万円~60万円かかる工事・設置費を、13万円~25万円にまで抑えることができます。ここまで手厚い補助が出るのは全国的にも珍しいようです。

南三陸町ペレットストーブ導入ガイドリーフレット表面
南三陸町ペレットストーブ導入ガイドリーフレット裏面

(南三陸町ペレットストーブ導入ガイド 表・裏)

下の写真が、「細かく砕いた木を小さく固めたもの」である木質ペレット燃料。ぎゅっと圧縮されていて持ち運びやすい上に、100%木質資源で作られているので安全です。

片手で木材を粉砕して成形した円筒状の木質ペレットをすくい上げ、その下には大量のペレットが袋の中に入っている様子が写っている木質燃料の写真
透明な袋に詰められた木質ペレットが複数並べて置かれている写真

そんな木質ペレット燃料を利用したストーブがペレットストーブです。町役場の1階やコアラ館、さんさん商店街フードコートなど町内で約50台の普及が進んでいます。

銀色のペレットストーブが室内に設置され、正面のガラス越しに炎が見えていて、周囲には安全のための白い柵が設置されている写真
黒い金属製のペレットストーブが部屋の壁際に設置されている写真
壁に断熱材が施工された建築中の室内で黒いペレットストーブが稼働しており、前面のガラス越しに赤く燃える炎が見える写真

運転中は、ストーブの中の炎が見えます。焚き火の感覚に似ていて、ぼーっと火を眺めていると落ち着きます。

ペレットストーブのガラス扉越しに、内部で木質ペレットが炎を上げて燃えており、周囲がオレンジ色に照らされている写真

この木質ペレット燃料の最大のメリットは、持続可能な資源であること。日本の国土の約7割は森林であり、そこで発生している未利用の間伐材や端材を持続的に利用することができます。さらに、林業の活性化にも繋がりますし、災害などのいざという時の燃料にもなります。

山の斜面で背の高い杉の木を重機で伐採しており、すでに切り倒された丸太が斜面に積み上げられている写真

震災後、これからの新たなエネルギーの在り方が模索されていますが、南三陸町では、地域の資源を有効に活用することによる「エコタウン化」を目指していきます。

南三陸町木質バイオマスエネルギー利活用推進協議会(南三陸町産業振興課内)

  • 住所:志津川字沼田56番地2
  • 電話:0226-46-1378

この記事に関するお問い合わせ先

企画課 企画情報係
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田101番地
電話:0226-46-1371
ファックス:0226-46-5348
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